「お前ら」を含む小説

　かつて僕が暮らすこの世界には、多くのロックスターが存在していた。 　父親の影響で、古い音楽を聴く機会が多く、今では数少ないロックスターに憧れていた。 　僕もいつかロックスターに…

　2040年日本。世界にヴィランが出てきてから早二十年。魔法少女とヒーローたちの活躍で平和は維持されていた。 　そんな中、マジカルブラックたった一人が守っていた日本に、あらたな魔…

【あらすじ】 陰キャだけれどいちいち格好いい言い回しをすることで陰キャ王子と呼ばれる主人公――中津洋太。 周りの自分に対する扱いがよく分からない彼には、彼より彼のことをよく理解し…

満１６歳になると異能力を目覚めさせる世界。 人によって異なる能力を政府が管理し、生活の基盤とするべくコントロールしていた。 そんな社会を拒絶するテロリスト集団『パラダイム』、相対…

周りはどんどんリア充になっていく。なぜ、俺はリア充になれないのだ！俺の実らない中学校生活も終わりにしてやる。だが、リア充共が俺の青春を邪魔しやがる。あと少しってとこを邪魔する。俺…

“アウシュヴィッツ収容所”と囁かれている紡績工場。 そこで働く少年――13‐17は１人の青年――11‐29に出会う。 そして、檻から抜け出そうと、２人は脱走計画を企てる。 少年…

身代金を要求する立てこもり班。 緊迫した現場には警察も手をこまねいている。 しかし、そこにやってきた訪問者は……！？ ↓前回の投稿↓ 『異世界をモニター越しに見ているあなた…

「お前ら付き合ってないの！？」 　水瀬楓真が友人によく言われる言葉である。 　初めの方は相手の成宮早奈が幼馴染みだから距離が近く見えるんだと思っていた。 　しかしそう言われ続け…

「俺が落としたものは——」　そう吐き捨てる。 俺の胸元で悲痛な叫びが、声にならない絶叫が、反芻する。幼子は胸元への衝撃に呆気にとられ、暗闇へと姿を消していく。年老いた者は自ら火…

俺の名は俵藤太(たわらのとうた)。史上最強の武将にして、史上最強の妖魔ハンターだ。 言っておくが俺は歴史上実在した人物だ。平将門討伐の武功をたて、数々の鬼や妖怪を退治して民衆を救…

本作は、6人のカクヨムユーザーが紡いだリレー方式の連作小説である。 ☆ここまでのあらすじ☆ 【第１話】（木沢俊二氏　作） 　私は走る。永遠とも思える闇の中。 　ようやく届く光の…

　大学二回生の生島昂輝は、大学生活を謳歌していた。 　飲みサーと言われるテニスサークルで生島は日々飲み、遊びに明け暮れていた。夢を追って努力する人間を見下し、蔑み、軽んじてきた。…

声　耳 どうして、こんなものがあるのか。 こんなものがあるからいけないんだ。 「約束したじゃん！！！嘘つき！！！。」 「これ前言ったよね？どうして覚えてないの？」 …

人気作家を夢見る彼は、春だというのに花見もせず、魔法少女ものの小説の執筆に精を出していた。 物語は329話まできて、いよいよクライマックス。 最後にして最強の敵と戦う怒涛の最終回…

【この物語はフィクションです】 わずか１年で辞めてしまった前任の顧問に代わり新しく赴任してきたのは、見た目も中身も完全に悪魔みたいな極悪顧問だった。 「半年でお前らはこの部活にい…

俺は檻の隙間から見える赤い空を見上げながら、早く自分の命が尽きるのを願っていた。

一人一つ。カードという形で特殊能力が付与される世界。 俺の与えられたカードは≪有利≫。少しだけ自分の状況を有利に進めることができるという力。 でも、ちょっと有利になるというそんな…

ここはカルダモン共和国とナツメグ帝国の国境線。両国の戦争は長期化して激化していた。 あたし、カルダモン軍の軍曹アイリスは今日も敵であるベイリーフを捕らえるべく接近戦を仕掛ける。 …

近年急速に増え続け、その存在が問題視されている駄女神。 あまりにもダメすぎて異世界が救えない。このままじゃ全世界が大ピンチ！ 女神界はこれを重く受け止め、再教育のための施設を作り…

狐獣人(男)と犬獣人(女)の話。 もうお前ら付き合えよとも思う。(付き合ってはいない) 1話完結、人気があれば長編化するかも