「刻」を含む小説

刻暦(こくれき)一七二八年。概念上の存在とされる終末時計が五分前を指し、世界は幾度目かの崩壊の危機を迎えていた。 そんなことは全く知らない、クロノス王国城下で傭兵業を営む貧乏青年…

深夜のとある神社。藁人形と五寸釘を手にした三人がはちあわせ。アラサーOLのみゆき、さえない演劇青年トシオ、そして謎の中年男。誰がお参りするか順番をめぐって大喧嘩。「呪いの儀式」「…

聖霊……。 天界により齎されたその力によって、地上に住む人属は魔界から現れる魔属と渡り合う事が出来ていた。 しかし無条件で得られる力など無い。 聖霊は宿主の得た経験を次の宿主に持…

魔界から落とされた人外の者たちが働くレストラン “Trick or Treat” が舞台となるTwilight Alley（黄昏の路地）シリーズ。 今作は魔界の王子（タマちゃん）…

ボスは、何を思ってそこに居たのか？ ヒトが消えてから、再び現れるまで…。 空白の刻を過ごしていたボスの履歴を垣間見る。

寿司小説コンテスト 大　遅　刻　で　す　。 対象からは外されるでしょうが、ぜひ読んで、バンバンアドバイスをください。

人里離れ。遠い山間の渓谷に位置する集落〝暮雲村〟（ぼうんむら） そこに住む祖母の家へ。母と二人で泊まり行くことになった幸一は、幸か不幸か。数奇にも神に魅入られ、見ず知らず…

Twitter企画、”和風小説企画『絢』”（@Ukaku_Ay）に投稿する掌編小説置き場。ワンライで綴った作品を掲載していきます。

触れたものの時間を巻き戻せる青年と不治の病に侵された女性の恋愛。 救えるのは自分だけ…それは、僕との思い出を無くすことで得られる奇跡。 自分の記憶を持たない彼女を、僕は見守り続け…

今年の投票は誰にしよう。 選挙の日が刻一刻と近づいてくる。

＊＊＊＊＊ 　千歳の刻も、玉響の音。 ＊＊＊＊＊ 【要】注意 この小説は@einsさんの『神霊黙示録～四神四霊の契約者～』のパラレルワールドとなっております。基…

沈黙の霧を進む調律の巫女御一行の前に現れたのは、想区と呼ぶにはあまりにも狭い世界だった。 そこにあるのは桜の大樹だけ…… ―――これは、一行が偶然行き着いた不思議な想区での物語。

人類の終末戦争から数百年後――と人々は語る。 テリトリーを率いる男はある日銀色の少女に出会った。少女は明らかに通常の人間ではないようだった。 巨大な歩行兵器という名前の暴力だけが…

この作品は、友人の映画監督ながせきいさむ氏から誘いを受けて、彼の原案で私が原作化を担当したものです。私がプロデュースしてアイドルの鶴巻星奈さん主演で低予算インディーズ映画化もして…

【あらすじ】 　七つの大陸が浮かぶ世界。記憶喪失の青年クウロは、クロノ・スフィア１３と呼ばれる刻奏術を学ぶための学園に通っていた。そこにある日、白髪青眼の女子編入生ナルがやって来…

　新学期を控えた田舎町の春休み。 　ある日、不思議な少年が、ちょっと頼りない父親と引っ越してきた。 　山の神を迎える神楽はもうすぐ。 　いきなり祝詞を挙げさせられる羽目になった少…

ありふれた現実的すぎる毎日、ヘタレ高校生 白神封人はいつもの退屈な5時間目を過ごしていた。 　一瞬、世界のすべてが消えた… 神の飛行船が校庭に墜ちる。 古ノ傀儡が目覚め、起源…

一話完結型。 ※注※ちょっと暗いのがあります。 ………… 『刻』──これは、七夕と、私が小学生時代に宿題で書いた短歌が基。 ………… 『涙を拭う手』──頬を濡らす涙を拭…

西暦2882年、三度の核戦争と神樹戦争によって荒れ果てた未来 人々はドーム都市と呼ばれる居住空間でひっそりと暮らしていた その世界で魔眼の異能と呪印銃を持った少女ルージュが、ドー…

刻戻し、続編です。 書こうか、書くまいか…悩んだんですが、別枠で完結させていただくことにしました。 前作のラストが不完全だと思う方だけお読みください。