概要
深夜のとある神社。藁人形と五寸釘を手にした三人がはちあわせ。
深夜のとある神社。藁人形と五寸釘を手にした三人がはちあわせ。アラサーOLのみゆき、さえない演劇青年トシオ、そして謎の中年男。誰がお参りするか順番をめぐって大喧嘩。「呪いの儀式」「丑の刻まいり」の意味を問い直すその会話はルース・ベネディクト、ご当地キティちゃん、ハーゲンダッツ食べ方性格占い、フレイザーの「金枝篇」へと脱線していく。とめどない会話。はてしなく横滑りしていく世界観。「ひとはなぜ自らを魔道に堕としてまでひとを求め続けるのか?」あかるく楽しい呪術コント。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?