「ミステリ 事件」を含む小説

『健やかな眠りの会』の睡眠合宿へ向かった森と宮藤。 質のいい睡眠を手に入れるはずだった二人は……。

文明開化と共に訪れたのは、魑魅魍魎が跋扈する『分冥開化』の時代。 明治時代の帝都、東京は『霊穴』の発生により怪奇現象が多発するようになっていた。 零細出版社『独歩社』を経営する若…

老健施設長を勤める僕、榊蔵人はバーンアウトした元救急医。 大晦日の夜に、施設で事件が起きる。 有栖川有栖創作塾42期に提出した作品。 第20回このミス一次落ち。

ネットで集まったクイズ好きのオフ会で、主催者が殺された。イラストクイズにも似たダイイング・メッセージは、はたして誰を指し示しているのか――。 1400文字＋犯行現場図で「犯人当…

　気が付いたらぼくは見知らぬ部屋にいた。 　全裸のぼく。目の前には、背中から包丁を生やした少女の死体があった。 　なにひとつわからない。ぼくには記憶がない。 ※こんなのミステ…

男性を殺害して局部を切り取り、口に咥えさせた状態で放置するという事件が発生。被害者男性が全員ブリーフ愛好家であったことから「ブリーフ殺人事件」と呼ばれるようになる。 犯罪心理学者…

【真面目ミステリではないので、真剣に考えたらダメですよ！】 連続殺人事件。それぞれの現場に残されていたのは、草、回覧板、そしてトイレットペーパー？ そして、裁判でまさかの真相が明…

異世界へと転移した男がいた。 彼は元の世界では探偵をやっており、異世界でその力を活かしていた。 そんなある日、一人の女性から依頼が届いた。 それは高級旅館で巻き起こされる異能者に…

実在しない推理小説『マーアーラゴ殺人事件』のあらすじ、書評など。

古門戸まりあ（こもんど・まりあ）は執事の宮内とともに訪れていた神賀村（かみがむら）で、とある事件に出くわした。事件は村長の息子が神社の階段から足を滑らせて転落し、死亡していたとい…

～第3回富士見ノベル大賞・佳作～ 　ニューヨーク市警特殊部隊に所属するミキオは、とある任務で【怪物】により仲間全員を殺された。【怪物】の存在を訴えるも信じてもらえずにいたところ…

異世界でミステリジャンルは受けるのか？　 それは、これまで書籍化されている例から見ても、可能だろう。 舞台をセッティンスさえすれば、誰でも可能なのでは？ 「読者への挑戦」 …

女性ばかりを殺害し、ウェディングドレスを主体に装飾して陳列するという事件が発生。 女性の美しさを強調して殺害するその事件を人々は「ウェディングドレス殺人事件」と呼ぶようになる。 …

昭和二三年、日蝕を控えた五月、妻を亡くした探偵小説家岩田と探偵御堂の許に異端基督教の耶蘇久流水教の神父が来る。久流水教は預言者の故久流水哲幹の創設した宗教で、現在は哲幹の孫、処女…

引きこもり探偵、桜桃屍効の唯一の楽しみは 作家である花蘇芳包美の膝枕を独占する事だ。 今日も割烹着に包まれた太ももに頭を預けながら、自分が解決した事件を話していく。 四つの事件は…

「不合格だ。今すぐ消えろ。神聖な試験場を汚しやがって」警察庁の入庁試験で異例の即日不合格となったヴェイル。誰もが魔法を使える世の中で、魔法が使えなかったのだ。失意のまま帰りの列車…

[STORY] 「私の探偵になってくれる？」 全世界を巻き込んだ千年戦争終結の舞台であり、女神降臨の地。世界の全てが集う場所とも称される花の都ディンブルクを王都とする、魔法大…

同人誌「Ａｉｒｍｙｓ 非実在探偵小説研究会 ２号」に寄稿した短編を若干改訂。

職業別組合【ギルド】。公共機関から私設団体まで様々なギルドが集まるこの街で、夢も生きがいもなくただ惰性で働くだけの男の前に現れたのは串刺しになった上司の死体！？ 事件解決のために…

　近代において日本の犯罪事情は大きな変化を遂げた。理由なき殺人、身勝手な殺人、顔の見えぬ殺人――。常軌を逸脱した事件が日常の隣で息をひそめるような狂った世界へと、世の中は姿を変え…