「ミステリー？ コメディ」を含む小説

　その年のクリスマスは、嵐になった。 　激しい嵐の中、それでも山奥のペンションには五人の客が集まる。偏屈な老人、破局寸前の恋人、カップルアレルギーの女性、常識のない大学生。無駄…

柿を食えば鐘が鳴るのは単なる偶然なのか、はたまた運命の必然なのか。 それを必然であると固く信じた男が企てた、誰も得しない陰謀と想定外の結末あるいは顛末とは……!?

性別・年齢不詳の主人公咲哉が、古いゲームショップで謎なRPGゲームを購入する 駄作か受け狙いの冒頭 しかし、このゲームには異質の、血のように赤い宝石がついたネックレスに見いられた…

　ヴェラ・クリスティは病室のベッドの上で自分の不運を嘆いていた。不意に訪れた不幸にヴェラは自嘲して、破滅を受け入れようとする。 　だが、ヴェラが独りではなかった。病室を訪れる誰一…

年末に孤島の洋館で開かれたパーティー。そこで起こった殺人事件。それを、客の中に居た探偵が鮮やかに解決――と言う様子を観客気分で脇から見ていたニートのお嬢様、黒田茜とそのメイドの真…

この物語は「君がいたから」の続編となっております。 主人公の新城かつやは幼馴染の西沢伊波といつもどおりの日々を送る。 ある日、同じクラスメイトの千秋と西沢と同じ部活の佐野の3人の…

草陰春乃（くさかげ　はるの）は、第十一学区に転入してきた。 幼馴染、菜綱まろみ（なずな）との八年ぶりの再会。 しかし、泣き虫で引っ込み思案だったまろみは、 学区全五千人の上に君臨…

幸薄でいじられキャラの可愛い系主人公♂と体育会系ヒロイン、その他クセのある仲間達によるサイエンスファンタジー風愛憎喜劇。（ミステリーとホラー以外の要素はきっとある） 幸薄な主人…

部員数、たった三人の超弱小『新聞部』が、 取材する内に、とんでもない事件に巻き込まれていく――。 学園コメディタッチ、ミステリー！

　最初に投稿された正真正銘の投書。没投書ファイルとして、保管されていたのだが、ひょんな切っ掛けから日の目を見ることになった。 　それは、とある無人島で起こった殺人事件が記され…

レイチェル・ドアーが持ち帰ってくる経費の領収書は毎月毎月エマの頭を悩ませていた。 「ねぇ、レイチェル。この経費、もう少しどうにかならない？」 「無理」 　 　ソファに…

　小説を書くのが趣味の高校生、家達麗華。 　麗華はある日、学校で友達から、あちこちにミステリーサークルが出来ているという噂を聞く。オカルトを信じていない麗華は友人の話を聞き流す…

　本当はミステリー研究会に入りたかったんだけどな――。 　でも無いから、ミステリー繋がりで仕方なく入ってしまった、『超すいりくらぶ』という名の部活。 　俺はそこで『摩耶ののか』な…

　現金輸送車が襲われるわけではないのだが、頻繁に現金輸送車から金が消えるようになった。このままの状態が続けば、社会は崩れていく。超天才の犯人。この事件に毅然と立ち向かった？立ち向…

大学内で起こる事件を果たして二人で解決にみちびけるのか？ 四条麻衣……助手 中野渡歩……探偵

この世界は流行に溢れている。しかし、どれもが光だけの流行ではない。流行には必ず、影がある。流行の影を駆るハンター……トレハン。普通の高校生をしていた宮城結城はある一人の女子高生の…

短編集です。 その都度変わりますが、基本的には過去の企画への応募作や、あるいは奇跡の受賞作、または受賞をきっかけに招待されたチャンピオンシップへの提出作品とかが読めるかと思います。

Enjoy大学生活を普通に満喫していた普通の大学生・平野秀。 だが、今現在危機的状況、つまり七人のストーカーとなぜか喫茶店にいるというミステリーな出来事に遭遇していた。 彼の大学…

数年前、電撃文庫にはとある読者参加企画がありまして、実は当時その企画で２、３回ほど優秀賞を頂いて雑誌に載ったのです。 今作はその初受賞作です。かなり初々しい文章です。悪く言うとあ…

　後に、一連の騒動を経験した東城裕貴（とうじょうゆうき）は、こう言い残す。 「女装だけは勘弁してください」 　バカで有名な三年生・吉井明久の再来と噂されていた東城裕貴。彼は、…