流行を左右するのはメディアなどではなく、神による洗脳であるという前提に立った作品です。そして、洗脳を行うのは『流行缶』という謎のクールドリンク。クールドリンクが一気に百度まで上がることで流行は創り出されるのです。ここから主人公の宮城結城は流行を創り出せるのか。あるいは流行をどうにかして止めようとするのか。先の展開が読めず、主人公を巻き込んだヒロインや幼馴染との関係性も楽しみです。
待てよ! 良いだろうスパッツ!? ああわからないか主人公よスパッツというものの魅力が……あの女子に活動的な輝きを与える黒き薄布の魅力が……。 人間ドラマが好きな作品ですね。缶の中身と、それを飲み込んで引き受けるという発想は奇抜で実に面白いと思います。 とても良い作品でした。