「どこにでも」を含む小説

流行りに乗る

　1803年。とある国のとある城にて、町民は松明を掲げ、木の杭を手に、十字架を首に引き下げながら行進を行っていた。 ｢ドラキュラ、貴様の存在は我らにとって恐怖でしかないのだ！ …

スカルロート王国の王国騎士団に所属しているエリーナ・レグリスは、12歳の少女でありながら、たぐいまれな戦闘能力を持つ天才騎士。閃くような剣技に、誰もが圧倒されていた。 そんな彼女…

　小さい頃に遊んでいて夕方になるといつも聞こえてた『音』。 　しかし時が経ち、自分の生活に変化が生まれるとそのこと自体を忘れてしまっていた。 　高校生になった主人公は更に変化し…

各作品が独立したショートショートのオムニバスですが、どこの異世界であっても、ギンチヨ嬢とクロガネ様は、愛をささやき、結ばれます。

　いつだって、私はその夢を見る。 『レイラ！　早く逃げなさい！』 　押し飛ばされる衝撃、ナイフを持って父に迫る男たち、燃える館、火炎瓶を持って迫り来る群集、血だらけの父、拳銃…

はじめまして。虹色ドリーミングと申します。 カクヨムで小説というか実体験をお話したいと思いっています。それを小説風に皆様にお伝えできるればと思います。 数年前の壮絶なスピリチ…

「魔法のお守り」短編小説コンテスト応募作。 黒竜の血の杖 制作：つえつえ堂 いにしえの魔道保管庫から発見された杖。媒体は竜の血だと伝えられている。 　男がへらへらとしながら…

最後の落ちは読み手次第。 あなたの読む「彼女」は、最後にどうなりましたか？

アルファポリスにも公開。

祖母の家にあった手鏡。 祖母が、不思議なことを言っていたのを思いだす。 長い間忘れていたその鏡は、祖母の死後、どこに消えたのか？ 祖母のいた町、母親のふるさとの怪異などを描く。 …

蝉の脱け殻を集める弟とそれに付き合う姉、どこにでもいる二人は忽然としていなくなる── ※残酷ながらも綺麗なお話を目指して書いてみました。苦手な方はご注意下さいませ

中学3年生の拓也は、小さい頃に両親を亡くし、以来祖父母の家で暮らしてきた。祖父母は小さな食堂を営んでいて、厳格な性格の祖父は朝早くから夜遅くまで厨房に立った。それが祟ったのか、祖…

大河都（おおかわみやこ）はエロゲが好きな以外はどこにでもいる高校二年生。彼には本当の妹になって欲しいくらい好きなエロゲヒロインがいるのだが、その声優と声の性質が似てるクラスメイト…

その家に、ある夫妻が引っ越してきた。 平穏な暮らしが始まると思った矢先、誰もいないはずの廊下から人が裸足で歩くような音が聞こえてくる。 ひた、ひた、と。 どこからともなく、い…

大学留年中、放課後。寄り道をしながら歩く私たちは、見慣れぬある店の前で足を止めた。

商人 ユラが仕事の道中に出会った赤髪に赤い瞳の少年は、親も兄弟も名前もなく、ただひたすらに生きるために放浪していた。 お節介なユラと心を閉ざした少年の、ほんのひとときの旅物語。 …

◆2023/8/10　GAノベル様より書籍1巻発売◆ ◆2024/3/15　GAノベル様より書籍2巻発売◆ 「レーネが売れた！　化け物公爵が娶りたいと言ってきたんだ！」 家族…

——私は裕福な家庭で育ちました。 令嬢の人間として育って来たその人はどこか令嬢という息苦しい生活を送っていた。 ある学校の放課後でその人は、ある『芸』をしている少年と出会う。 …

　どこにでもいる普通の社会人の私が公園で出くわした見覚えのない老人。小汚いおっさんにいきなり「お前、俺と同じだろ？俺の子か？」と声をかけられて―⁈