「「英雄」」を含む小説

12英雄達は魔王に敗北を期した。 国王はそれを国民に隠すため英雄達を国外追放とした。 12英雄の中の1人サクヤはそれでも生きていた。 だが生活を変えざるを得なくなった。 それは…

英雄といえども悩む。 むしろ、英雄だからこそ自らの決断が及ぼす影響に慄然とし、悩むものなのかもしれません。

世界が魔王の手に落ちるまで残り五分、そこからの英雄の逆転劇です。

魔獣――――それは、人類の敵。 魔王――――それは、世界を犯す怨念。 その世界では有史以降、人類と彼らは戦い続けて来た。 生命の存続を許さない『天災』に、多大な犠牲を出しつ…

旅人を守ることを生業とする者たちを護衛士と呼ぶ。 〈レイナスの息子〉の異名をとるアゼルもそんな護衛士の一人であり、毎年約束している〈早摘み〉の護衛に今年も北嶺山脈を訪れたのだが―…

――魔剣鍛冶師ファーレス。彼は時に救国の英雄とも、時に傾国の悪魔とも呼ばれ、そして多くは生ける伝説とまで呼ばれる魔剣鍛冶師である。千年を生きると言われる彼の生み出した魔剣は、多…

その世界には、魔術があった。 現代に生きる人々はその存在を知ることはない。しかし、確かに存在していた。 そんな世界に生きる一人の魔術師、桐生怜司。 ある日、悪魔『ラバル』…

　K市で起こった大規模事件より十年以上の時が過ぎた。 　行方不明となった、ある種伝説的なイリーガル『太陽壊し(イクリプス・スコール)』。その片割れである灰村玲愛は、ドイツの片田舎…

【2018年8月10日　カドカワBOOKSより書籍発売!!】 イラスト：あり子 https://kadokawabooks.jp/product/321805000613.htm…

　千年前、世界を滅ぼしかねない大きな戦争、"大戦"があった。 　エレシスタ王国と魔族の国家ゼイオン帝国の戦いは人型の兵器、魔動機により熾烈を極め、どちらが勝ったのかも分からぬ結末…

秘術を持ち出し行使した罪で死刑囚となったのは、先の戦いで英雄となった男の弟。「ただ、聞いてくれるだけでいいんです」と、彼はぽつりぽつりと語り始める。ハッピーじゃないエンド。

死ねば異世界へ行ける。 だから俺は死んだ。 異世界へ行けば英雄だ何だと慕われて、美少女たちにちやほやされて、幸せになれる。 しかし、そのためにはチート能力が必要だ。それなのに、…

（第一部はこちら）「リアナ１　王冠の竜騎手と心臓のない英雄」 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885843307 　竜の国オンブリアは、…

英雄といえども、必ずクリーンな存在とは限りません。 そんなことを考えながら書きました。

剣と魔法の世界へ『英雄召喚』の儀式によって召喚された高校一年生の一クラス。その中でただひとり勇者としてのスキルをひとつしか持たず、ステータスも一般人並みであった主人公は王都から放…

　最愛の姉の命を理不尽に奪われ、以降死んだように生きていたタケルのもとに、世界を管理する神が現れ「君の命を有効活用させてほしい」と告げた。 　特に生きる意味も未練もない彼の望みは…

　第23回電撃小説大賞一次通過二次選考落選作品です。 　戦争によって家族を失った、軍事サイボーグのデルタ・スリーはとある別荘地の屋敷にて療養していた。〝救国の英雄〟として名高い彼…

霧の大地と呼ばれる世界がある。 その霧は世界の記憶の塊。放っておけば霧は消滅し、やがて誰もが思い出せないまま忘れてしまう。 セイル・ヴェルスはそんな消滅と忘却を防ぐ力を持ったログ…

世界を震撼させた魔王は、英雄たちの手によって討ち果たされた。 魔王がいなくなった後も世界各地を徘徊している魔物たち。それを駆除するために日々武器を手にして戦い続けている冒険者たち…