「誰にとっても ドラマ」を含む小説

10年以上パートで同じ作業をしていると、自分なりにプライドというものが芽生える。 誰がなんと言おうと、私はそれを守り今日もお仕事するのだ。

留年回避のため高校生の坂本が手に入れた鉛筆は誰でも勉強出来るようになるという魔法の鉛筆だった。はじめは成績が上がって喜ぶ坂本だったが勉強に熱中する余り、次第に家族や友人との関係に…

単に「ぬいぐるみ」って聞いて思い出したネタ。 果たしてホラーなのかエッセイなのか現代ドラマなのか迷った末に、「今や詳細が曖昧なのと、改変やキャラ性も多少は加味してるのでホラーにし…

【ストーリー】 大手事務所を舞台とした新人アイドルグループのストーリー それぞれの理想を交錯させつつトップアイドルになるまでのお話。 輝くその一瞬と、そこに隠された陰にスポットを…

※この小説は、天野蒼空様が主催する「第1回空色杯」への応募作品です。 ※この物語はフィクションです。実在の人物、地名および施設名などとは一切かかわりがございませんのでご了承くだ…

〈ホール〉。悪夢が現実となる世界。 隠された〈扉〉を見つけられなければ、二度と現実世界へは帰れない。 その代わり〈ホール〉には無限の自由がある。 〈ホール〉ではすべてが許される…

　栗原まどか。通称クリちゃん。出産フェチで、他の女性が出産している所を見たり想像したりとか、自分が出産している所を想像しながらでないと絶頂に達することができない。 　まどかは人…

過労で疲れ果てていた会社員、明良のもとに過去の自分からの手紙が届く。そこに綴られていた夢には、覚えがなくて。しかし、明良はその手紙をきっかけに人生を変える決断をする

中学2年生の尾瀬彩佳は、登校途中に同じクラスの杉町亮が自殺したことを知る。さらにその自殺に尾瀬自身が深く関係していることを知り、尾瀬は杉町の自殺と関わる様々なトラブルに巻き込まれ…

渉はどう見ても外国人だけど、両親が何も言わずに亡くなってしまったため、自分が何者なのか分からない。天涯孤独になったのは中三の時で、誰にも迷惑をかけたくなかったから高校に進学せず、…

一話完結の日常短編をちょっとずつ。 ちょっとした気持ちや、ちょっとした出来事を集めて、並べて、映します。 あなたの心もありますように。

探偵である私のもとに現れた女性は、弟を探してほしいと依頼してきた。 その弟がSNSに残したメッセージ 『異世界に繋がる扉を見つけたかもしれん』 の意味とは一体なんなのだろうか。 …

この包丁はどこにいても、誰でも殺したい●●を殺すことができます。 しかもその姿は誰にも見られることはありません。 たとえ殺したい人物が●●であっても。

疲れた心がたどりついた、古い木造二階建て。 掲げられた看板にくすむ墨書きの名は、 『人恋茶屋』 自分に戻るための場所。 誰の近くにもあって、誰もにとって遠い場所。 それは、誰もの…

「ねぇ。僕さ、明後日死ぬことになったから今から一緒に旅行行かない？」 大学に入って１年目＿＿俺の幼馴染でルームメイトの野郎が安楽死すると宣言した。 幼馴染のソイツは１年間安楽…

両親と絶縁して二年経った「私」は、息子に祖父母と交流させてやれないことに心を痛めていた。 両親は、私が「良い子の仮面」を脱ぎ捨てただけで、私から逃げ出して連絡をよこさなくなってし…

これはどこの誰とも知れない男の日記帳である。 眼を患った老父の世話と、異様に広大な「家」の管理をしながら、単調に暮らす独りの男。彼が書き置いた、どこへも繋がらない閉鎖の記録。 …

不倫相手が勤務する発電所に、環境保護運動家が押し寄せるらしい。お湯を沸かしたいのに、電気は無事届けられ続けるのだろうか。明日の私は誰と一緒にいるのだろうか。カップスープを作るまで…

SNSで大人気、インフルエンサーとしても活躍する少女、マリア。 ある日、SNSでマリアの殺害動画が投稿される。 一瞬で動画は削除されたがマリアを心配し、ネット中が考察し、騒…

一人の男の人生の話です。「誰も悪くない」ってすごく残酷だと思います。