「花 桜」を含む小説

【書籍化記念！】書籍版試し読み公開！ 小説第一巻　６月５日発売決定！ それは武神と呼ばれるメガミ・ユリナがまだ天音揺波と呼ばれる少女だった頃の物語。メガミの力をその身に宿す「ミ…

ある桜の樹があった。 その桜の樹は、どんな厳しい冬が来ても、どんなに雪が積もっても。 決して負けず、毎年必ず花を咲かせている。 ※SNSに投稿した小説に改行を加えての再掲で…

桜にはずいぶんひどいことをした。煙草の火を押し付けたこともあったし、伐るぞと脅したこともあった。 約束を守れず、何年も春が過ぎてしまったりもした。 だからこれは、呪いなのだ。

【同題異話SR参加作品】 大学生の知佳と陽介は同じサークルで付き合いの長い「親友」。 陽介はどんな時でもまるで雑談をするように、知佳の恋の悩みを聞いてくれるが、知佳が桜の花が散る…

《あらすじ》 普通にあった幸せな生活が失われてしまう。 不幸と幸福が入り交じる少女の未来は……。 《登場人物》 桜崎 穂花(さくらざき ほのか) 父親が学園の理事長で…

「櫻花」とよく似たような、同じように、桜をテーマにしたお話です。同じように、水穂、由紀子の恋愛的なお話ではありますが、こちらの方では、少し悪事に身を染める由紀子を描いてみました。…

三年生になってルームメイトになったのは、一年生のときに同じクラスだった桜さんだった。彼女の秘密と共に、わたしたちは旅に出る。父の待つ、青森へ。

さくら舞う春の日。 私は君と出逢って、君と一緒の世界を生きていく。 君には届くかな、この願い。

ちらちらと降る雪の中、満開の桜の下。 桜の花が、まるで私みたいだと、君は言った。 ※「君の血の味は少しうるさい」（https://kakuyomu.jp/works/1177…

（越後屋　千代）８歳。３年前、天候不順で飢饉がおこり、広がった流行り病で母をなくす。それ以来、過食でおねしょを毎日する子供になる。（越後屋　藤兵衛）千代の父。４２歳。ＥＤに３店舗…

雨が降り、桜が舞う下で少女は踊る。

　大学生の「私」が毎年春に、ひいおばあちゃんからもらった栞の桜の花びらにあるお願いをする。 　そこには、ひいおばあちゃんとの大切な思い出があった。 　香鳴裕人さまの自主企画｢同…

幼い頃、神隠しにあった佐倉郁（かおり）は、不思議な青年から秘密の名前をもらった。数年後、郁は幻の銘酒を求めていくうちに真木薫という男性に出会う。真木は青年にうりふたつだった……。

とある田舎町で公務員陰陽師をしている青年、宮澤美郷（みやざわみさと）。彼の今回の仕事は、桜の枝を盗む花盗人の捕獲だった。 何とか捕まえようと、犯人だった下っ端天狗に飛び付いた美郷…

五歳下の幼なじみには、生まれたときから桜のかたちの痣があった。 敏道はその花を、幼なじみを、兄ちゃんとして守ってきた。 ※うっすらボーイズラブです。男性から男性に対する恋愛描写…

桜が芽吹く瞬間の鉄臭さが街を覆っています。 気持ち良すぎて弛緩しきったあの人の呼気と同じ香り。 あの人の腹の底でも桜が芽吹いているんでしょうね。 今日は同級生の寺田くんが骨折した…

カクヨム３周年記念選手権参加作品。 (お題：最高の目覚め) 前編：『さくら川』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888835739

改めて自主企画さんに参加させていただくための書き下ろしです。 春爛漫。 もうすぐ桜の季節ですね。その桜にちなんで書き下ろしたものです。 前回のNoteと内容は少し似てますが、でき…

カクヨム３周年記念選手権参加作品。 (お題：紙とペンと◯◯) 三題話題目は、紙とペンと『さくら川』です。 後編：『花も人も』 https://kakuyomu.jp/work…

魔女という存在は、いつの世も恐れられてきた。 だが、物事にはいつだって例外というものがある。 佐倉桃花は、例外的に正義を行使する「桜の魔女」として有名だった。 なぜなら――この…