桜花一片に願いを

作者 夢月七海

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★★★ Excellent!!!

桜とは日本人にとって特別な花。
毎年春に当たり前のように咲いて、私たちを楽しませてくれる花。
でももしその桜が、当たり前のように咲かなくなってしまったら──?

これはそんなお話なのですが、このお話を読んで、私はまたひとつ桜が好きになりました。皆さんもぜひ。春にぴったりなお話ですよ。

★★ Very Good!!

 日本人がサクラと聞いて連想するのは、 通常はソメイヨシノであろう。
 もともとこの品種は病虫害に弱い。それに、接ぎ木や挿し木で増えたものがほとんどであり、いわばクローンである。寿命もそれほどは長くないらしい(長いとする学説もある)。
 そんな儚い桜のイメージを固定させたソメイヨシノと本作に出てくるサクラが同一かどうかは分からないが、ただ、主人公の ささやかな気持ちを受け入れるだけの優しい木ではあると思う。
 詳細本作。

Good!

別の星に植えられた桜のお話。咲かない花にプロジェクションマッピングというのがなかなかいじらしい話ですね。
でも、その事実を知った私にひいおばあちゃんが花びらをくれる。古き良きものを大切にする方だったのかな。
ひいおばあちゃんの星の下で咲く花。必ずひいおばあちゃんも見てくれているはずだと信じられました。