「京都」を含む小説

———うん、人魚。私、人魚。 久美野だけが知っているラーメン店「千年」。その店を一人で営む女性オオクボ。ある日久美野はそのラーメンの美味しさの理由を知ってしまう。 そこには「千…

陰陽渦巻き不可思議が跋扈（ばっこ）する日本の古都――京都。 妖に陰陽師……伝統と、摩訶不思議の力迸るこの由緒ある地に、知る人ぞ知る言い伝えがあった。 それは、“あちらから”導かれ…

大学院生として、京都で一人暮らししながら、大学に通う僕、伏見大吾。 見ためは、イケメンと言ってくれる人もいるけど、眠そうな子犬、という評価がやや多めかも？ 子どものころから、不思…

普通の会社員の山上三津留。そこに一枚の手紙がきた。それから山上三津留は事件に巻き込まれることになった… 多分誤字脱字があリます。

一八六七年早春、羽代藩主・朝永弘紀は、羽代で作られている茶葉と樟脳を海外との交易を見据えた商業農産物と位置づけて生産を奨励し、また銃火器の国内生産にも着手していた。秋生修之輔は馬…

京都旅行中にタイムスリップしてしまった春。 そこで出会ったのは壬生浪士組、のちの新選組だった。 不思議な力のおかげで命拾いはしたものの、行く当てもなければ所持品もない。 あげく…

京都の一條戻橋。 式神が住むというその橋の下を撮影していた村南有可は、そこで本当に式神に出会ってしまった。 安倍晴明に「困った人々を救ってやるように」任じられたと言う式神のわらび…

朱雀大路は、夜になったら通ってはいけない。それが日本の街、京都の暗黙の了解である。そこには形骸化した治安に漬け込んで、違法の人間戦争を行う裏社会が存在した。様々な組織が貶めあい、…

大正時代。京大生の茂樹はひとりの女と出会い、時々話す仲となる。少しずつ育っていく淡い想いは、茂樹にある決意をさせることとなる。

かつて東京にある大学のキャンパスで青春を過ごす若者たちにとって、バイブルとなる恋愛物語があったと伝えられている。 タイトルは、「〜Be free to love〜♡」 そこに若…

高校三年生の仲良し三人組。 剣道、勉強、秋祭り。 学生特有の青春を送りながら、一年生の初日で出会ってから卒業まで。 いや、それ以降も、三人の仲のいい関係は続いた。 全員が全員を好…

若野清仁三十三歳、一泊五万の旅館に泊まるはずが七九三年にタイムスリップショック。 和気清麻呂と間違われ、桓武天皇と気付かず適当に返答したら平安京遷都という未来を消してしまったんだ…

作家である僕は喫茶店で原稿を書く習慣があり、その日もいつも使っている店で原稿を広げていた。 その店には僕が気にしている一人の女性店員がいて、僕が気に入っているカレーのメニューがあ…

第7回カクヨムWeb小説コンテストホラー部門特別賞受賞しました。 改稿･改題の上、 2023年1月25日KADOKAWAメディアワークス文庫様より発売。 2024年3月25日より…

好きでした。あなたのことが。 とてもとても、好きでした。 修学旅行。 それは、中学生最後の思い出を飾る大イベントだ。 若槻　未央奈（わかつき　みおな）には、同級生に、想いを寄…

所有者により、好きな創作の登場人物「夏輝」を模して造られたアンドロイド、“俺”。彼が遺書と銘打つ記録の一片。 2023.1.15開催　文学フリマ京都７にて、無料配布しました。な…

八月の京都と言えば「五山送り火」ばかりが取り上げられがち。 だけど本来は、それとセットで「精霊迎え 六道まいり」と言われる行事がそれよりも前に行われている。 「六道まいり」で祖…

素敵な京都ネタではありません。いち京都市民の、なんて事ないつぶやきです。すんまへん。 noteにも掲載してます。

千年続く皇家に生まれ、神の末裔と尊ばれようと、朕には何の力もない―― 敗走の夜、都を奪われ、宮を焼かれた若き皇王と、奴婢の少女が出会う和風ファンタジー。 題名読みにくくてすみませ…