概要
「瞳のシャッター 心のフィルム」読者の方、必見! 京都・六道珍皇寺へ
八月の京都と言えば「五山送り火」ばかりが取り上げられがち。
だけど本来は、それとセットで「精霊迎え 六道まいり」と言われる行事がそれよりも前に行われている。
「六道まいり」で祖先の霊を迎えて、精進料理のお膳を振る舞って「五山送り火」で再びのお見送り。
八月になると、祖母がいつも言っていた。
「そろそろ――ろくどさん、いこか」
ガイドブックなんかには「六道(ろくどう)まいり」と書いてあって、それが本来の言い方なのかも知れない。
だけど祖母は、いつだって「ろくどさん、いこか」
「お祖父ちゃんのお迎えに行こうか」でもない。
祖母にとっては、それが「ろくどさん、いこか」なのだ。
だけど本来は、それとセットで「精霊迎え 六道まいり」と言われる行事がそれよりも前に行われている。
「六道まいり」で祖先の霊を迎えて、精進料理のお膳を振る舞って「五山送り火」で再びのお見送り。
八月になると、祖母がいつも言っていた。
「そろそろ――ろくどさん、いこか」
ガイドブックなんかには「六道(ろくどう)まいり」と書いてあって、それが本来の言い方なのかも知れない。
だけど祖母は、いつだって「ろくどさん、いこか」
「お祖父ちゃんのお迎えに行こうか」でもない。
祖母にとっては、それが「ろくどさん、いこか」なのだ。
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