「ただわたしだけが」を含む小説

これは、祖母と僕の壮絶な戦いの歴史――、ではない！ これは自宅介護をコメディタッチで描く、 介護エンタテイメント・エッセイだ！

　生まれてこのかた一度も友達ができたことがないコミュ障ぼっちの女子高生、村谷陽向。現実の友達ができない彼女はイマジナリーフレンドの夕陽と、いつもお喋りしていた。 　その日も喫茶…

「あぁ……魔法少女なんて今すぐ辞めたい、マジで」 わたし――有絵田ほのりは、高校3年生。現役魔法少女。 小4からなんだかんだで辞められず、いつの間にやら就任9年目。 際どい衣…

わたしたち「うつりと」は、ある目的のために たまたま集まった集団です。 その目的とは、病気を治すこと、元気になること、生きること。 「うつりと」が作品を作ることは薬であり、 掲載…

グルメをこよなく愛するのは、社会人一年目の蜜柑 勤め先はスーパーで、彼氏は三つ年上の部署違い 愚痴なんて言おうものなら木っ端微塵に反論される…さて、問題です 蜜柑の趣味は何でし…

「殺伐感情戦線」の「情熱」参加作品です。 アトリエに引き込もり、寝食を忘れ創作に没頭するろーちゃんに差し入れを持っていく「わたし」。ところが、ろーちゃんはそんな彼女のことを……

いろいろ試行錯誤(？)した、一人の人間のお話です。

向日葵は茶畑広がるのどかな静岡県に住んでいる。半年前京都の私大を卒業して家業を継ぐために戻ってきたのだ。大好きな地元、信頼できる家族、大事な製茶工場。向日葵は基本的に満足して暮ら…

傷心の少年フェリックスは、仔犬のトトと一緒に偉大な魔法使いオズがおさめる国に迷い込みました。 彼を一目見て気に入ったオズは言います。「あの人をわたしの元に連れてきなさい！　無理矢…

課題の誤魔化し、学校でゲーム、テストのカンニング、割ってしまった花瓶のアリバイ作り―― 拓郎くんはことあるごとにトリックで騙し、事なき得ようとする。情に厚いから、友達から依頼され…

とある街の片隅で女たちが営む小さな酒場あしか亭。それぞれの夢と苦悩を抱いてそこに足を運んだ男たちの物語。

武蔵野の地に新たな大規模マンション群が建設される。 最後のフロンティアとして建設される『グランリージョナル秋川』のキャッチコピーを 決める会議に、いきなり一人の女の子がやってきた…

母との思い出をつづりたくて書き始めました。

武蔵野八幡宮の秋祭りを歩いたときのことを思い出しながら書きました。 神社の縁日に出かけたわたしは、参道の奥に奇妙な屋台が出ているのを見つけたのだが――

【あらすじ】中央線の西荻窪。できれば停まらず通り過ぎて欲しかった。彼のことを思い出すから。話すことが苦手な不器用なバンドマン。一緒にラーメンを食べた日はずっと忘れない。 第2回…

ペガサスとわたし

誰よりも好きになった彼との熱く短かい恋愛。

「永遠に生きるのなら、きっとまた会えるよね。僕たち」。硝子みたいに、脆いものらしい。人間というのは。少年の薄い身体の線に、思いを馳せる。

奇行「学級文庫の本全部読む」を人知れず敢行した山中くん。どうしようもなく、焦れているわたしたち。

わたしはマグノリア・ホルスト伯爵令嬢。日本からの転生者です。 王家主催のパーティーで、パーカー侯爵家嫡男サバス様に婚約破棄を言い渡されました。 「殺してやる」？　はーい、殺害予告…