「＃パン」を含む小説

パン屋を営むパン職人でもある私のところに、ある日、夢喰いバクがきた かわいらしく、良心的なバクにほだされ、彼の望みのバナナデニッシュを差し出すが 彼にとって美味しいが足りない味だ…

　山の分校の「へんなぶきっちょ先生」こと辺見蕗千代先生。ベテランの長尾先生と、子どもたちのリーダーの六年生が修学旅行に出かけていない中、果敢(無謀)にも生活科＋理科＋家庭科＝パン…

メロンパン、大好き でもあの日のメロンパンは味がしなくて―― ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ

　山の麓の小さなパン工場。 　甘い香りを漂わせながら白いけむりが立ち昇っていく。 　入口に横づけされた箱バンに乗り込む、白頭巾の若い女性。 　陽気にひとりごとを言いながら、今日…

　少し回想シーンが入りますが、とあるパン屋さんの一日です。 　ファンタジーじゃない、の後日譚になります。サラちゃんと言う女の子の出番があんまりなのでついでにですけどキーマンで出て…

3月、「パンのフェス」に出店した有隣堂。フィクションですが、ゆうせかファンとしての筆者の体験も織り交ぜています。 いろいろな境遇の人たちがいて、有隣堂チャンネルに関わるきっかけも…

手のひらからパンを出すスキル。それは、聖女ならば、誰でも使うことができる至極当たり前のスキルだった。でも、食べ過ぎ注意だった。

どうぶつたちと和気あいあい、フレンドリーでアットホームな職場。 第五回偽物川小説大賞参加用作品です。

　聖女の名家として知られるロッテルダム公爵家の令嬢、ブレシア。彼女には前世、女神として生きた記憶がある。そして、彼女のもとを訪ねる騎士の青年に恋をしてしまった記憶も。 　しかし、…

【あらすじ】 　春の昼下がり。行くあての無い旅の途中でふと、ビルの奥へと続く通路に目が留まった僕は、誘われるよう足を踏み入れた。 　裏路地に抜ける道だろうかと思った先は、時から忘…

西暦1430年代・マヤ文明末期のメキシコ・ユカタン半島。その都マヤパンから抜け出した奴隷の少女・チョップが辿り着いたのは北西の小さな村、イシャン。 村人の歓迎を快く受け取るチョッ…

遅刻～遅刻～、と。 パンこそ咥えていないものの少女漫画のヒロインのように彼女は走っていた。 そうして何とか電車に間に合いはしたのだが……？ これは彼女のとある日の戦いを描いた物…

事故に遭い、異世界で保護された知紗。傷だらけの彼女を助けたのは『聖女』を神として崇める宗教組織だったが、彼らは言葉が通じないとわかると無理やり彼女を地下に閉じ込めてしまう。舌が痛…

　主人公：リナ・スピネル。男爵令嬢。男爵家が辺境の開拓を行っており、シスターの職について、毎日お祈りを捧げていた。 　女神様：リナが、お祈りを捧げていた女神像の一柱。リナに振り回…

片思いにまつわる小説という企画がありましたので応募させていただきました。パン屋の店主に、片思いをする女郎のお話です。

ちょっぴり偏屈な画家がお転婆なパン屋の娘さんに絵を依頼されて、もだもだする話です。約5000文字。 やるべきことがうまく行かないとき、とりあえず他のやりたいと思ったことをやって…

まるで漫画から抜け出してきたような完璧美少女。 ですが彼女には大いなる欠点がありまして……。 充実カップルの惚気話です。 旧作の転載です。