ぶきっちょ先生のパンづくり

子どもたちと辺見蕗千代先生の賑やかでほのぼのとしたパン作りがほほえましい！

先生のぶきっちょさや無茶振りが子どもたちを楽しませながらも、みんなで協力してパン作りに挑む姿がかわいらしいです。

特に、子どもたちが自分たちの歌を作り上げる過程や、失敗しながらも楽しむ様子が印象的で、学ぶことの楽しさが伝わってきます。また、日常の中での小さな成長や友情が描かれ、心温まる読後感が残ります。

全体を通して、笑いと学びが共存する素敵な物語でした。

　辺見蕗千代先生は、『教師になった一年目にあれこれやらかして、分校に飛ばされてきた』といううわさのある先生。
　この分校に赴任してきてからも、さっそくやらかしてしまっている★
　では、これはダメダメ先生の物語かというと、そうではないという不思議☆
　生徒たちからは『ぶきっちょ先生』の名で親しまれ、いや、頼りないから自分たちがしっかりしないといけないと思われているみたい。
　修学旅行で不在中の６年生を除いた全校生徒数人とぶきっちょ先生の授業風景の物語です。
　優秀な先生かと言われたら、そうとは言えない。かといって、ダメな先生かと問われたら、それも違う。
　きっと良い先生なんじゃないかな？
　え…続きを読む