「伝えるだけ 自分らしさ」を含む小説

死刑執行の「受け止め役」。 「お前は死刑だ、そして刑を本日執行する」――そう、伝えるための無慈悲な役割。 その死を決めるのは彼ではなくお上だというのに、彼らは高みの見物をするだけ…

　新卒社会人の、麻倉健人（あさくらけんと）は、健人が中学の時に他界した祖母の影響で、とある福祉事務所で働いていたが、その事務所は、いわゆる「ブラック」な職場であった。　 そして健…

主人公である花節上人（カミトと表記する）17歳の高校二年生は進路希望用紙にその場のノリで異世界の職業を書いてしまった為に他の3人と共に女神に異世界に拉致されてしまう。 異世界で…

教師に恋をした公香だったが、想いを伝えることもなく失恋をする。 そんな公香に告白をした少年。 少年の真っ直ぐな思いに向き合おうと公香が少年の考えていくうちに 気付いてしまう。 少…

電話等で、自分の名前の漢字を伝える時、いつも『啓』の字で悩んでしまいます。 名前に『啓』が入っている人の、あるあるな話。

自分の好きなものを、誰かに伝えること。 自分が本当に好きなものを、熱心に教えてみること。 それが分かり合うために必要なことなのかも知れません。

　とある高校ではある事で有名だった。 　それは絶賛人気中のアイドルグループの子がその高校に通っており、またその子はそのアイドルグループのセンター、愛瞳であった。 　顔立ちは整…

　歌う事が好きな主人公　日塔 倖美（ひとう ゆきみ）は、同じ学校の先輩　水瀬 亮吾（みなせ りょうご）と出会う。そこで、彼の叔母さんが所属しているバンドと一緒に地元の祭りに参加す…

　初めにお願いがあります。最後まで読まれた方は絶対にネタバレをしないようにお願いします。最後の展開がこの物語が収斂していく最も大事な展開ですので。 　生きることを実感できない主…

「ねぇ、知ってたかな？　ボクは君が――ほんとに大好きだったよ」 出会いは最悪―― ぱたぱたと操縦服（うっすいぴちぴちハイレグ）のすそを開けてあおぎながらふと下を…

俺の青春はどうなる！！の番外編です。 もし、こうしてたらというのを、俺の青春はどうなる！！の作中のヒロインたちが、もしあの時ああ、してたら、こうなっていたのではと妄想したりする話…

この物語は、 自分に自信がないみさき。 不器用で伝えるのが苦手な蒼。 そんな2人が奏でる、甘くも切ない恋物語。 「好きです。」 「ごめん、君とは付き合えない。」 「大…

幼馴染に気持ちを伝える気のない私と、無邪気で自分の名前が大好きな幼馴染の、何でもないある日の帰り道の話。

大学進学に伴ってバイトを辞めてしまう秋元あかりは、自分の教育係だった七つ上の先輩、菅原に片想いしている。菅原は菅原で、自分よりも年下の秋元をめんどくさがりつつも小動物のようにかわ…

診断メーカーさんより発想をいただきました。 声を出すこと、文字を書くこと、誰かに何かを伝えること、自分のために呟くこと、言葉を発することに疲れてしまった人と私へ。

夏休みが明ける直前まで宿題ができない、なかなか受験勉強ができない、期限ギリギリにならないとやる気が起きない、など、そういう経験があった方に読んでほしい短編です。 数年前のことを思…

　愛媛県松山市出身の無名の若手女性漫才コンビ『媛まどんな』の二人が、松山市で開かれる＜愛媛すごいもの博＞というイベントのリハーサルで、自分たちの地元凱旋ライブと銘打ってゲスト出演…

　さつき市役所二年目の職員平岡彰浩は、市が進めるニュータウン開発計画に賛同できないだけでなく、職場にかかってくる反対派の苦情電話に共感しつつも表に出せない矛盾を感じていた。 　…

何も存在しない場所に、双子の王が生まれた。 姉は太陽の王。弟は夜の王。 彼らは世界を創った。 しかし、世界には2人の王しかいなかった。 彼らは嘆いた。 何故、私達は2人しか…

自分がなぜ小説を書くのか考えてみた。 （追記） 最近になっていろいろな方から評価して頂けるようになって、とても嬉しいのですけれど、作者は褒められることがとても苦手な人間なので、手…