「言いたいだけ」を含む小説

夜繰曲と言い、決まって夜から始まり、物語を曲に合わせて話していくといった内容。 繰の部分では…ある決まった法則で繰り返してしまうのです。 それが何かは、物語の後半で！！

柏木修司（かしわぎしゅうじ）、高校二年生。 夏休みを目前に控えた学校で、修司の前にとある女の子が現れる。 女の子は自分の事を幽霊だと言い、修司は”憑”きまとわれる。 「未練はな…

《第一章完結》 趣味で小説を書いていた作者だったが、作中のキャラである「斑目一真」が自我に目覚め作者に物申すようになった。 執筆するたびに邪魔をしたり、文句を言い、ダメ出しをして…

この物語は「これからはそういう『設定』で！」の続編である。 冴えない主人公、山田は生まれて初めて彼女ができた！ そんな彼は、謎のオッサン宮本と生徒達の悩みを解決する正義の味…

「……あの……一応言いますが、私は勇者ではありませんよ？」 ──僕はみんなの前でそう言った。 彼は、既に一度勇者として異世界『クルクス』に召喚されていた。そして、その世界をどうし…

私の名前は田中三郎と言います。仮名です。.....私は相模原の事件に関して多大な衝撃を受けました。そんな事件を受けて私の手が.....書けと言うので、このエッセイを書きます。少し…

一学年上の東堂由佳に恋をする少女、西上枝美。そんな枝美に恋をしている南条彩、そして彩を慕う北見みや。四人の少し"変"な関係が続いていたある日、由佳が後輩男子から告白されたと言い出…

地脈、と言う物がある。 霊峰と呼ばれる、主に大小様々な山の霊穴から涌き出る、多種多様な力を有する霊脈がそうだ。 そしてこの地上に存在しているならば、誰もが気づかず、し…

人間嫌いの柳の精は、ある日自分に笑いかけた人間の赤ん坊に興味を持ちます。 「自分も赤子が欲しい。」 そう思っていた柳の根元で、ある日人間の赤ん坊が泣いていました。 捨てられた赤ん…

仕事の帰りにヒヒノは好奇心でいつもは通らない道を通る。そしたら道ばたに死体がいたので警備隊に連絡するかと思ったらなんと喋り始めた。「あたし生きてるし料理も上手だし」何が言いたいの…

『死人に口無し』とか『死人は嘘をつかない』とか…… よく言われますが、果たしてそうなんだろうか？ 死ねば永遠に沈黙を守れると言い切れますか？ 実は死者ほど雄弁で、死後も人の心…

昔々、暗い森と呼ばれる森がありました。 そこには、怖い怖いおおかみと、赤ずきんが棲んでいました・・・ ある日、一人の少女が森に迷い込みました。 少女は、そこで黒いフードを被った…

バチ当たりって信じますか？ 小指とかをタンスにぶつけたりすると、「ふざけんな！！」と思うか「すみません！！！」と思うかの二択があると思うんです。 何が言いたいかというと、直前に…

　国際結婚ってどんなの？実はこんなの。 　今では世界中にお嫁に行った日本人妻のテレビ番組もあるくらいポピュラーになった（国際結婚） ２０年以上前はまだ少し珍しかったかもしれません…

旧友のKは永遠に対する畏怖に取り付かれた男だった。それを克服するべく、時間の特異性の問題に取り組んだ奴は非可逆性の謎を解いたと言いだした。おまけに、この世界にはもう一つ時間次元が…

閉鎖的な田舎を嫌い都会へ移り住んだ主婦の雅美。しかしそこで田舎以上に不可解なことが起こり始める。妻が失踪したと夫が言い、夫が誰かと入れ替わったと妻は思う。巨大マンションで一体何が…

アンドロイドが日常の支えになっている時代。 ボクの家を長く支えてくれた彼女は、耐用年数を終えて、我が家を去る日が迫っていた。 父親は彼女に名前を与えなかった。 母親も、彼女を…

　ある古ぼけた家の中には誰も住んでいないと言われているが、暗澹たる恐るべき邪悪や怪物の類を信奉する一部の奔放な夢想家は、そこになんらかの生物が潜んでいることを紛れもなく信じ込んで…

　おばあちゃんが突然パソコンを買うと言い出した。 　だが、買った瞬間からおばあちゃんの顔には、はっきりこう刻まれていた、 「買うんじゃなかった…」と。 　おばあちゃんと私のドタバ…

SSとも言い難いほど短い恋愛物語。 はじまり、はじまり。拍手！