概要
ちょっぴり泣ける、切なく淡い一夏の物語。
柏木修司(かしわぎしゅうじ)、高校二年生。
夏休みを目前に控えた学校で、修司の前にとある女の子が現れる。
女の子は自分の事を幽霊だと言い、修司は”憑”きまとわれる。
「未練はなんだ。俺を呪い殺す気か?」
「そんなんじゃないよ、柏木君のお願いを叶えることが目的」
「普通、逆じゃないのか……?」
苦悩あり、家族愛ありと、ちょっぴり泣ける、切なく淡い一夏の物語。
ノベルアップに転載中
夏休みを目前に控えた学校で、修司の前にとある女の子が現れる。
女の子は自分の事を幽霊だと言い、修司は”憑”きまとわれる。
「未練はなんだ。俺を呪い殺す気か?」
「そんなんじゃないよ、柏木君のお願いを叶えることが目的」
「普通、逆じゃないのか……?」
苦悩あり、家族愛ありと、ちょっぴり泣ける、切なく淡い一夏の物語。
ノベルアップに転載中
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ピリオドのない物語――だけど、ピリオドは打たれる
まず初めに、最初数話読んだところで――とくにヒロインである幽霊の少女・立花優菜が登場して、“自分にお願いはないか?”と尋ねたところで、オチは読めたと思った。おそらく感動して胸を震わせられるだろうなという予感はあったが、その予感は良い意味でも、悪い意味でも裏切られる。
読者の方は、こんな感想を読んでいないで、今すぐまっさらな気分でこの作品を読んでほしいと思う。そしてこの物語に胸を揺さぶられて欲しい。
主人公とヒロインのやり取りはコミカルでおもしろく、文章も分りやすく読みやすい。展開や描写、主人公の考えも丁寧に書かれれいるので、途中でつまずいたり、物語からはじき出されるようなこともなく没入す…続きを読む