「言葉 音」を含む小説

さあさ皆様お立会い。古今東西見て頂戴。 冬に花は咲かずとも、言葉を繰りて笑う猫あり。 言葉ばかりを捏ね回し、静かな夜を乱す化生の類に過ぎぬ厭世家の紡ぐ言葉にどうか一聴。 遠き御仁…

理知的でありながら官能的でもある『涼音』。素直で穢れない『舞』。主人公の『一縷』はふたりの女性に惹かれてしまう。 ひとりの女性にすべてを期待しても裏切られるだけ。母親との苦い思…

高校の屋上から飛び降りようとした時、死神と名乗る少女から「生きる目的を見つけてください」と自殺を止められた。 彼女が言うには、なんでも可能な理想の世界で三日間過ごし、『生きる目的…

話す言葉が全て嘘になるという女子生徒、不夜城音夢はその特性のせいで周囲から距離を置かれていた。 そんな彼女と親しくありたいと思う一人の男子生徒、糸島愛時。2人の関係は周りの人間を…

主人公の三木狭子は、現代を生きる普通の女子高生。ひょんな事から、「里見八犬伝」の時代にタイムスリップしてしまう。 そこで、八犬士の一人・犬塚信乃と出逢い、彼の旅に同行する事になる…

※物語は全てフィクションです。実在する人物、事件、団体などとは関係ありません。 （概要） 何かが足りなかったり、逆に多すぎたり、話として致命的な部分を含む物語を作ってみたもの…

☆congratulations☆ 『あまのじゃく』（著:琴川 咲音/No.015）が『カクヨム甲子園』の【ロングストーリー部門】、大賞に選出されました。 　また、『１２メートル…

とある一生。

これは僕の話だ。 　勉強が上手くいかない。 努力しても努力しても成績は伸びず、周りからの期待とプレッシャーに応えられない。 家族との関係が上手くいかない。 姉のヒステリックに妹が…

彼女が……亡くなったはずの唯が伝えたかった言葉。それを見つけたとき、奏弥は自分の中の答えを見つける。 短編小説です。

第1回ルビーファンタジーBL小説大賞向けのあらすじ（1200字） 「はるか昔、この視界の王たる夢秤王は、香音（かね）を聞き分けられる人々に視界樹で作られた夢秤を授けた。彼らは「…

恋愛未経験の本の虫である僕とギャルの女の子の恋のお話。 雨の音が強まり早足で駅に着いた時には傘をさした意味が無いほどに濡れていた。 「あはは、ウケる」 ナツキはタオルで身…

ついつい、いつもは心の中だけで思っている言葉を、ポロリと口から出してまった。 「……でも、猪飼さんは、いつもいい匂いがしますよね」 自分の口から出た言葉に気付いたときにはすで…

雪音さんには心から愛した「彼」がいた。 「彼」との再会を心から願う雪音さんに惹かれていく僕は、やがて彼女の全てを奪おうとする。 自分と兄とを重ねる恋人、存在しないはずの想い人、動…

完結しました。 六月《ろくがつ》の本棚。 雨の音を 聴いていると 甦ってくる風景。 私が 影響を受けた 宝物の本たち。 誰かとの なつかしい 思い出。 ノスタルジアに 酔っ…

クラスメイトの水無月少女に話しかけられたのは、梅雨の終わり。うだるような暑さの放課後だった。 「鳥が見えたら音楽室へ行って」 奇妙な言葉を聞いたその日から、平凡で代わりばえのない…

歌人・工藤吉生のつくりだした“未来”の短歌とは？

バイオリニストとしての将来を嘱望されていた竜胆真は、音大卒業間近に、事故で片腕の神経を失う。バイオリンが弾けなくなったことを苦に自殺した真。目が覚めるとそこは異世界で、その世界に…

　　　プロローグ 著しく繁栄した国は競争相手を失い、やがて自国の者同士が自害しあう。そして、「新たな心の戦場」は勃発し、終戦までに一か月もの月日を費やした。繁栄した国は長く続く…

何処まで続ける事が出来るのか。 孤独な｢しりとり｣の始まり始まり～。 一日、一語ずつを予定。 暫くはありきたりな言葉が続きますが、 そのうち。。。（笑） 独自ルール：文字数…