「季節 恋愛」を含む小説

蝉が鳴り響く季節。 ジワジワと来る暑さに、私の心も熱く、蝉の声のように煩く鳴っていた。 これは、私だけの恋。これは、私だけが知っている秘かな恋心。

(c) 2019 Maron Shirata 異世界要素はありません。 完全に現代のお話です。 妻を事故で亡くして半年弱、池之内亮太は今週いっぱいで退職が決まっていた。その週…

「月が綺麗ですね」 声を出すことが苦手な望月葵に届いた、見知らぬ相手からのＳＭＳ。 それは、氷上朔也が亡き祖母の番号に向けて送った、誰にも届かないはずのメッセージだった。 季…

夏。クソ暑い季節。 俺は今日も今日とてバイトに勤しんでいると、クラスメイトの女の子が急に現れた。クラスでもあまり目立たないタイプの女の子で、あんまり話したことはない相手。 聞けば…

私はあの子を思い出す春が嫌いだ。

3周年記念選手権「2番目」投稿作品です！ 「1番目の恋は偽物だったのか？」2番目の恋に悩む青年と人気俳優を目指す友人の話。季節は夏、舞台は北海道札幌市、旭山記念公園と中島公園です…

とある秋の出来事。 夏休みが明けて間も無く、津上翔のクラスに転校生が。 転校生の名は樋口涼子。不思議な雰囲気の彼女に、津上は心惹かれていく。 彼女が何者か知らないまま…… なお…

恋人が出来たらやってみたい事ってあるよね。そんなあれこれを友達に話す、青春。 ※2/14に後日談のようなものを付け加えました。

【第50回フリーワンライ】 人を○○するということ（○○は変換可能） 銀杏並木 天使のような笑顔 入学 玉砕された言葉 ＊ワンライ用

マフラーって、良いよね。 バレンタイン、近いよね。 そんな感じで、どうでしょうか。 ※解説まで読んでいただけると、二倍楽しめます。

高校１年生の冬———— 俺の幼馴染・桜は不幸にも交通事故で意識不明の重体になった。 あの日を境に彼女は目を覚まさなくなった。 そして、季節は流れて春———— 俺は高校２年生になっ…

【第46回フリーワンライ】 思いがけない○○（○○は変換可能） 花粉 離れていても 透明な雫 季節が巡るように ＊ワンライ用

色々な短編の寄せ集め。ありきたりなものから季節ものまでサクッと読める恋物語。

秋霖の季節、2つ上の幼馴染である璃音と、思わぬ再会をする奏太。 雨が好きだと言って笑っていた彼女が、びしょ濡れになりながら、泣いていた。 ただならぬ璃音の様子に、心揺れる奏太。 …

ある日、他人の本音を見ることができるようになった青年、相沢優は自殺しようと立ち寄ったとある山で一人の少女と出会う。 夏と呼ばれる季節に反比例したような涼しげな彼女は言った。 「こ…

　メル・アイヴィーはカリフォルニア帰りの帰国子女。僕のクラスに居る彼女は少しクラスから浮いていた。高校二年生の梅雨の季節から夏休みにかけての「僕」とメルの少しばかりの思い出の話。…

書店員の松田はずっとなにかに片想いをしている。 同居人で小説家志望のさかえは付き合う相手といつもうまくいかない。 彼らがルームシェアを初めて一年が過ぎようとしている。 二人が一緒…

twitterで呟いた短い詩を こちらでも随時更新していきたいと思います。 （たまに加筆修正しているものもあります） 季節を匂わすものは別にまとめてます。

桜舞い散る季節から桜舞い散る季節に。 恋のお話です。

2017年10月執筆。