「音楽」を含む小説

親は酒浸り、借金だらけ、やっと決まった大学進学はなくなり、途方に暮れていた主人公に聞こえたのは、あるバンドの音楽だった。 無名のバンドである彼らの音楽は、主人公の心に響いた。 生…

創作のための詩作。 ときにクラシック音楽の旋律に乗せて。

大学1年生の石神なこはアニメゲーム大好きなオタク女子。大学ではオタクを隠しつつ自分の好きなキャラに憧れて軽音楽部に。そこにはイケメンドラマーの2つ上の先輩笹塚玲奈がいた。なこは一…

ライブやレコーディングができなくても、何か自分の音楽の為にできることがあるはずだ。僕は足りない頭で必死に考えた。その結果一つの答えに行き着いた。 「そうだ、小説を書こう」と。 …

年の瀬が迫った１２月のある夜。 静かな音楽が流れるカウンターバー。 独りで飲んでいた彼女に声を掛けてきた彼。 さて、２人が上手くイク確率は？ ＲＡＹがお送りするショートストー…

小吉。 名前の通りに、人生小吉。 あんまりパッとしない人生を送っているフリーター。25歳。 そんな小吉が、音楽×美術を通して 大吉に変わっていく話です。

『scene』 とは 何年たっても、その曲を聴くとたったひとつの "時" しか甦らないって音楽を、誰もが持っているのではないでしょうか。 それはひとつの思い出の全体像ではなく、…

あらすじ 　何にも興味は示さない。別に私に関係ないならそれでいいと思っていた。そんな無機質な女子高生「奏」は親とすら離れて一人暮らしの状態で学校に通っている。奏の近くに突然現れた…

「ねえ、あんた、ここの街の子？」 ロベルトは思いもしなかった。 突然こんな言葉をかけてきた女の子に、振り回されることになるなんて。

　魂が移り変わっても、変わらぬ愛を誓えるだろうか――。 　ピアニストの水樹（みずき）には指揮者である双子の兄・火蓮（かれん）がおり、彼らは１５歳の時に交通事故に遭い、そ…

記憶に関する病気を患った主人公と、似た境遇の作曲家。二人を繋ぐ記憶の断片が教えてくれるのは。 小説家になろう！にも掲載。

ロベルト・シューマンとヨハネス・ブラームスの現世での出会いは、1853年。 ブラームスはお肌すべすべの20歳。シューマンは44歳で作曲家現役最後の日々を送っていました。 短い日々…

音楽アプリ「nana」のユニット 「End of the autumn」のメンバー 黒の心境をまとめたお話。

高校一年生の立花優太は、幼少期から続けているピアノが影響し、音楽科の高校に進学するも、今までと何一つ変わらない音楽と隣り合わせの平凡な学生生活を過ごしていた。そんなある日、彼は人…

家族同然の幼馴染兼恋人と別れた16の夜、朝日はクラスのイケメン・北川くんからバンドへのお誘いを受ける。自分の価値を見失ってしまった少女が、自分にしかできないこと・自分にとって大切…

メールの旅日記を、編集してアップしてみました。 子どもの音楽会の後、逗子に行ったときのことです。

　明太ロックという言葉がある。 　ロックとあるが酒の言葉ではない。 　明太ロックは昭和中ごろバブルに向かう頃に福岡から全国を爆発的に熱狂させていた音楽文化のことだ。 　この企画…

多忙な演奏活動の合間に、久々に二人きりで箱根旅行にでかけた圭と悠季。ゆったりとした時間は癒やしを与えてくれるが、悠季は圭の何か物言いたげな様子が引っかかって...？　大好評アンコ…

尾崎豊の『ダンスホール』という曲を短編化してみました。 この曲は、当時十六歳だった尾崎豊が、自身も通っていた新宿のディスコで実際に起きた事件をもとに作った歌らしいです。 さらに、…

自分に自信がない大学生、久保田優作 そんな優作は毎日物足りなさを感じながら生活していた。 そんな彼が大学三年になりゼミに入るとそこにはロックなファッションに身を包んだ彼女がい…