なぎさホテル

@tomoko0817

逗子

こんにちは。ご無沙汰です。


今朝はびっくりしたね。私は一時間寝坊して、まさに起きたて。寝坊でパニックだったのが逆に落ち着いたよ…。

音楽会お疲れさまでした。私は、あのあと弦とお姉と母を引き連れて逗子に行って参りました。温かくていい日だった。



新聞広告で、文庫新刊  伊集院 静「 なぎさホテル」 を見かけて買った。


伊集院は好きだったし、なぎさホテルは初めて逗子に行った中学生の時、駅近くの電信柱広告で存在を知ったのだけども、謎のまま30余年…


当時は、なんて素敵な名前のホテルなんでしょう!!…でも、もしかしたらラブホかな…くらいの印象でした。

で、本書の内容は伊集院さんの得意とする私小説で、自分の昔話がズラズラ~っと書き綴ってあったのですが(だから好きさ)、それを読んで無性に逗子に行きたくなり、図書館で夏のHanakoなど借りて、どーせならアイツら(弦とお姉)が喜びそうなカフエか漁師飯だな、ってあれこれ考えを巡らせたんだ。


まずは小坪か葉山か、山のほうか、そこで迷い、店もどこも魅力的で、また迷い、さらに、おみやげとしてマーロウか、みさきドーナツか迷い、それぞれ場所が違うから、もう考えるのが面倒臭くなった。


で、Hanakoには載ってなかったけども、ぐるナビで見つけて妙に引っ掛かっていた、「渚橋珈琲店」に行くことに決めたの。

ここ、もとデニーズだから、景色はいいが、フアミレスだったら嫌だなあ…って内心不安だったのだけども、行ってみたら景色はよく、メニユーにも心が篭っており、店員さんも感じが良くて選択は大正解。


店を出て、とにかく葉山と言えば、葉山マリーナに向かいました。

道が狭くて子供らは文句言うし、葉山マリーナに着いてもあまり感動もなく、本当は森戸あたりまで歩きたかった私はそこで諦めて引き返すことに。


ちようど夕焼けの時刻で美しい静かな絵のような海の夕焼けを見て、とりあえず奴等は満足した様子。一方私は、かつて、なぎさホテルが建てられていた場所を探して頭の中は奴等とは全く別のことを考えていたんだな。でもどこかわからない



ままバスに。駅でマーロウの超高級プリンを買って帰りました。(弦は1150円の栗プリンが欲しいと主張したけど却下)

夜、逗子の地図を見ながら復習して、文庫をもいちど見直して、なぎさホテルの場所を調べてみたら…



なんと、渚橋珈琲店だったんです!!!!!



これには正直びっくり。何か引き寄せられるかのように行き着いた渚橋珈琲店。

不思議な出会いを感じたよ。

渚橋珈琲店行ったことある?(すでに常連さんだったらごめんね)ぜひ行ってみてください。伊集院の文庫も興味あれば贈呈いたします。


ちなみに初めて逗子に行った中学生の目的は小田和正実家探しとゆう……私もあんまり進歩してねえなあ………

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

なぎさホテル @tomoko0817

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ