「よくわからない」を含む小説

ツンツン気味で素直じゃない小学六年生の弟と、そんな弟のことがあんまりよくわからない高校三年生のお姉ちゃんの短編です。 あと、弟くんのお友達も登場します。 十分ほどで読み終わると思…

ボーイスカウト、それは名前はそれなりに売れている割に、何をしているのかはよくわからない謎の団体である。そんなよくわからない団体でやりがい搾取されたり、強制労働に従事させられながら…

お笑い王が死んだ。 よくわからないツッコミだけを残して。

“遺失物法28条1項” 物件の返還を受ける遺失者は、当該物件の価格の百分の五以上百分の二十以下に相当する額の報労金を拾得者に支払わなければならない。 KACお題お笑い/コメディ…

稲井陽子はパティシエとしてある菓子店で働く女性だ。チョコレート菓子の開発担当となり、カカオの産地国に出かけてみることに。しかし、気づけば、中世ヨーロッパのようなよくわからない世界…

双子の兄弟・琴乃の振りをして男子トイレから颯爽と登場する月嶋律弥は、佐竹勇一の本音を吐かせるべく琴乃の振りをして迫れば、まさかまさかのカミングアウトから大逆転。カオスな状況に幼な…

子どもは未熟で、命の価値なんてよくわからない。けれどきっと、大人より成熟した、まっすぐな優しさを持っている。 それはきっと、成長とともに忘れてしまう、けれど持ち続けなければなら…

　俺はしがないＤランク冒険者だ。 　今日も、低級の魔物狩りで日銭を稼いでいる。 「せいっ！」 　目の前のゴブリンに剣を振るうと、あっさりと真っ二つになった。 　そして、その死…

推し活、と言われてもよくわからなかったの。 知らないなりに考えてみるとこんな感じになる、という参考になれば。 素人の浅知恵の一つの例。

　令和四年一月。約十年ぶりに実家に帰って母親と話をしていると、猫が寝ていた棚から、一冊の青いノートが地面に落ちた。 　猫が落としたのか、それとも自然に崩れたのか、よくわからない…

家に帰ると彼女が必ずヤンデレのふりをしています。 どういうことなのでしょうか？ 家に帰り玄関を開けると彼女が闇落ちした表情をして、包丁で刺そうとしてきました。 最初は驚きました…

【完結済】 ここは、地球とはまた別の世界―― 田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。 暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。 仕…

　ブラック企業に15年間勤めていた俺は、とうとう限界が来て過労死してしまったらしい。 　そして、気が付けばよくわからない場所にいて女神なんてものがいた。そして、ラノベでよく見る展…

管理された安全で安心な世界では、永遠の美しさをそばに置き、仮想空間が人々に夢と希望を与えると誰もが信じて疑わない。 けれどその片隅で「オリジナル」を愛し続ける人もいる。俺のばあち…

『僕』が朝起きると、枕元に『天使』がいた。 彼女は自分の事を『悪魔』だと名乗り、なにやらドヤ顔で「負債を回収します」と、そう宣った。 どういうことだと問う『僕』と、どこか憎めない…

キャッチコピーの通りです。 かなり濃いキャラを作るので、私の描くキャラが好きじゃない人はあまり見ない方がいいかもしれません。

不思議な大穴がある小さな町、それと日常から逃避したい学生の話です。 リハビリのつもりでノープランのまま書き始めたら、手癖だらけのよくわからないシュールでモラトリアム的なお話がで…

　神無月了はマイナーなミステリ作家である。 　別名義でヒットしたライトノベルの流れで、今流行りの異世界転生物を書かないかとの打診を編集から受けるが、人間関係が希薄な神無月は執筆…

　飲むと、4時間だけ身体能力が強化される代わりに、猛烈な吐き気を伴う錠剤、「UDUKI」。 　ただし、100粒に到達すると、自我が崩壊する。 　特殊部隊の戦闘員だった上坂幸太郎…