「手にしたもの」を含む小説

僕がいま手に握りしめるのは、人の気持ちを包みこめるもの。 そうでありたい。 約束を守れるように。

《2022年2月　文芸社より書籍販売開始》 　全国書店ならびにネットショップでお求めいただけます。 　詳しくはTwitterにて。よしなに。 　高校三年生の未咲は母子家庭で育…

限りのない命を手に入れた二人の男の箱庭放浪記。ごくごく平凡な人間としての感覚のまま、神としての知識を使って完璧なようでいてどこか不完全な世界を自分たちが過ごしやすいように変えてい…

【】シリーズ第一作品目。超能力に目覚めた高校生は、何に悩み何を目指すのか。悩んだ末に出した選択は、果たして自分の納得できるものかは分からない。それでも、今自分ができることとは何か…

盾の勇者として異世界に召喚された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、勇者としての名声と金銭を一度に失ってしまった。 ……なぜ、俺だけがこんな目に遭うんだ!?　不信。疑念。猜…

リトルリーグで、絶対的なエースとして君臨していた稲葉少年。しかし新しく入ってきたチームメイトにより、あっさりとその座を奪われてしまう。 そして時は流れ、高校生になった稲葉は甲子…

「自分は今まで、清く正しく生きてきた。 　そして、これからも清く正しく生きていく。 　そう、どれほど苦しい状況の中にあっても……」by　主人公・キヨミ（中学生のひとり娘あり） …

観音様のお告げにより、わらしべを手に西に向かった新吉は物々交換を繰り返す。最後に手にしたものとは？わらしべ長者には壮大な続きがあった！いま歴史が塗り替えられる！！

偶然拾った落し物は、高価そうな万年筆と束ねられた白い紙。 こんな高価なものは使えないと鞄の底にしまっていた僕でしたが…

手にしたものは王となる資格を与えられる「聖なる湯飲み」を求め、異世界から現代に現れる戦士たち。 いま、俵町で100年に一度の王を決める戦いが静かに始まろうとしていた。

　ファミレスのバイトで食いつなぐ、しがない低賃金労働者・舞田周防（まいだ・すおう）の唯一の娯楽。それは夜ごと見る夢の中での目くるめくような冒険だった。 　目を閉じて眠りに落ちれば…

命蝕（エネルゲイア）。人の命を貪るもの。 命蝕狩り（エネルディカ）。命蝕の力によって命蝕を狩るもの。 命蝕狩りバルグは、自らの果てに迫られながらも旅を続ける。 家族を命蝕に奪われ…

「ホライゾンカードって知ってるか？」 切っ掛けはその一言だった。 ホライゾンカード。 それはVRMMO・オール・イズ・ファンタジーに於いてまことしやかに囁かれる仕様外カード…

人生最悪の山場を迎えた昇(のぼる)が生きる為に金を生み出していく。 金の有り難みと金の怖さ、 人の裏切りと優しさ。 そして金は金を呼ぶ。 有り得ない偶然が昇の運命を変えていく。

　殺されるよりも先に殺してやる。それが俺たちが運命に抗う唯一の方法だ。 　アクション×近未来SF×魔法、救いと諦めの物語。 　魔術師に実質的人権は無い。人間に管理され虐げられ、…

幻想と黄金の都市エンブリヲ。 街のどこかに眠るとされる窮極幻想を手にしたものは、あらゆる願いを叶えることができると噂される―― 突如現れた異形の都市で、探偵として生計を立てる二…

山深い村の美しい娘が手にしたものは、一体何だったのか——。 幸か、それとも罰か。 ひとが求め続けるものの本性とは、結局だれにもわからない。

あらゆることを、あすへあすへと延ばしてしまう男のお話。 落語風なオチがつきます。