「姫さま」を含む小説

「姫さま、これで攫われるのは何回目ですか？」 「一日、二回は攫われるよね。色々なところに連れていかれて、観光気分だもん」

主人公大島新太《だいとう・しんた》の家は、元は海の商主を代々おこない商いをしてきた家である。戦後GHQの政策により商主をやめ、海産物等を扱う問屋、仲卸業へと以降……昭和のバブル期…

竜族を治める超多忙な姫君が、ある日、出会ったのは異世界転移した青年だった。 朝から晩まで執務、執務、執務、執務。 「妾らはもう……疲れた」 「なら、俺とダラけましょう姫さま」…

『グルメ小説コンテスト』用書き下ろし掌編第２弾です。 出羽国の戦国大名最上義光は今こそ小癪な甥に一泡吹かせてやると逸っていた。 重臣の氏家守棟はとある懸念を示すが、一笑に付して…

中学二年生の光一は、古い仏像から転がり落ちた虎目模様の球を拾った…やがておしゃべりする犬に出会い…雷の精霊である美しい少女に主人と呼ばれ…彼は苦しんでいる精霊を助ける精霊密使の仕…

玉姫さまの岩舟に乗った沙(すな)は旅立ったようですけれど、姫に護られて永い永い眠りについた沙なのです。その幼い沙に何ひとつ具体的なことが分かっているワケもないでしょうし、温かい・…

編集 　アルカシア大陸の北東に位置する極寒の国、リスバーナ北国（ほっこく）。ある日突然、隣国のマクルナ国に奇襲を受けて惨敗した。そのマクルナ国側から突きつけられたのは、王女トゥ…

ジーコ……ジーコ……とネジを巻く音がして、オルゴールのメロディーが拡がる。曲目は「月の沙漠」　幕が開く。舞台には何もない。赤ずきんが手に四角いバスケットを持ち、ニコニコとオルゴー…

筋トレのために穴を掘っていたら異世界に落ちた。 そこは妖術と錬金術で妖獣に対抗する戦場だった。 肉欲（筋肉）肉欲（焼肉）なかんずく肉欲（肉欲）

とある国の地味目な王女・未姫。英雄だった父王と兄が消息不明になったとたん、家老は裏切るわ忍者は襲ってくるわ、ついでに大妖術使いまで！なんとか隣国に逃げた途端、今度は名も知らぬ御曹…

　柴犬を助けようとしてトラックに轢かれた女子中学生『コムギ』は、ありがた迷惑なことに柴犬の体を借りて異世界へ転生することになってしまう。異世界でいきなりモンスターに襲われたコムギ…

第３回カクヨミコンテスト・ラブコメ部門・中間選考作品の改修版です。カ クヨムさまと小説家になろう様の両投稿サイトでPV数80万突破した作品です 主人公和樹は脱サラをして、自身で…

　月の住人『月人』《つきびと》と地球人の混血である、かぐや姫の末裔月夜姫《つきよひめ》が、地球狭しと飛び回り、月まで行って大活躍。 　現代版『竹取物語』を書いたらこんなことになる…

お城で平和に暮らしていたはずが、突如現れた魔王にいきなり嫁として連れ去られてしまったお姫さま。 「ぜっっっったい無事に逃げ出してやるんだから！」 ＊＊＊＊＊＊ 最強魔王と好…

12年前ある事情からウチの姫さまとなった１匹のカメの毎日

かの有名な征夷大将軍・坂上田村麻呂を古い先祖に持つ坂上田村丸俊宗。 既に家は没落しているものの、かつて名家であったというだけで朝廷からいいように扱われる日々を送っていた。 そんな…

数々の不思議な事件を解決してきた学園探偵団。 この街を救う戦いが終わった後で待っていたのは姫さまからの求婚だった。 出会い編をアップはじめました。 https://kakuy…

異世界に転生し、各地の幻想植物を調査して回る植物学者の青年、エンドウ・ジュウイチ。 ある日、彼のもとへ気になるしらせが届く。 「ブローディア王国の花姫さまが死に至る病らしい」 懇…

王国民にいじられ……愛される姫さまの日々を、世話役セバスチャンの視点で描いた物語です。 次期王女を担うのは、まだ幼さの残る顔立ちをした第一皇女、ミラ。毎日さまざまな形で発生するハ…

さる2/1（土）にツイキャスにて行った劇で使用した台本です。 ここに掲載するにあたりほんの少しだけ手を加えました。 声劇にご利用ください。ご一報いただければ小躍りしてお伺いいた…