概要
みんな大好き出羽の戦国大名、鮭さまが妹に一本取られるお話
『グルメ小説コンテスト』用書き下ろし掌編第2弾です。
出羽国の戦国大名最上義光は今こそ小癪な甥に一泡吹かせてやると逸っていた。
重臣の氏家守棟はとある懸念を示すが、一笑に付して義光は出陣。
戦況有利と余裕をみせる義光ですが、戦場のど真ん中に派手な輿が乗り入れて……。
出羽国の戦国大名最上義光は今こそ小癪な甥に一泡吹かせてやると逸っていた。
重臣の氏家守棟はとある懸念を示すが、一笑に付して義光は出陣。
戦況有利と余裕をみせる義光ですが、戦場のど真ん中に派手な輿が乗り入れて……。
私へのギフトを検討されていらっしゃる? それだけで、ありがたき幸せです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あの名作大河ドラマのシーンがよみがえる! ……はず(笑)
「独眼竜政宗」という、往時の大河ドラマの名作がありまして、その中でも異彩を放っていた男・最上義光(もがみよしあき)の挿話(?)です。
この最上義光という男は、妹が好きすぎて、せっかく伊達家を攻めてイイ感じの時に、その伊達家に嫁いだ妹の義姫に「メッ!」ってされたら、攻めるのをやめちゃうお茶目さんです。
そんなお茶目っぷりに全振りしたのがこの作品……ていうか鮭さま(最上義光の二つ名)、何やってるんですか。
いや、芋煮美味しそうですけど(笑)
……その芋煮のように、はふはふ言いながら、ついつい進んでしまって、気がついたら読み終わっておかわりしたくなる逸品、ぜひ、ご一読を!