人魚の姫さまと始める物の怪の世界での問屋家業!

かず斉入道

第1章 我が一族に古くから伝わる伝説

第1話 まえがき(昭和・平成・令和と続く時代……)

 グローバル化! グローバル化! と、流行り言葉のように僕の耳へと多々聞こえてくる。今の平成の時代から令和の時代にかけてね。でも? 僕が背……。


 そう? 今自分自身がおこなっている商いの手本となっている人物の一人である祖父はね? まあ、世に言う団塊世代と呼ばれた時代の男(人)だったのだ。


 だから僕の祖父は? ゆとりと呼ばれる世代の僕とは違い。とにかく、良く働く男(人)だった。と、言うか? その世代の人達は? 今の近代日本の礎……。基礎を造り育てた人達だから本当に休む間もなく働いた人達ばかりだと僕は思うのだが? 『皆はどう思うだろうか~?』


 まあ、僕自身もこれ以上訊ねることもできなし。訪ねても無駄だから話しを進めるのだが。団塊世代の人達は。『儂の趣味は仕事なのだよ~』と平気で……と、言うか? 胸を張って、声を大にして叫ぶことが可能な人達ばかりの世代だと僕は思う。だから我が家の祖父も本当に良く働く男(人)だった。


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