「奇譚 呪い」を含む小説

　呪い、詛い、咒い――。 　俺達が生かされているこの世界のすべては、呪いが構築している。 　生きているモノから、死んだモノ、死んだことにすら気づかないモノ。 　そんなありとあらゆ…

＊賢いヒロインコンテストで中間選考に残った作品です。 元医療従事者によるちょっぴりリアルな異世界転移ラブコメディ💓 唱える呪文はデタラメ、杖は注射器、聖水ならぬ聖薬で無垢な人々…

少女「咲夜」の住む村では、毎年六月に神送りという生贄を捧げる儀式が行われていた。 幼少の頃から人の心や感覚を気取る異能を持っていた彼女は、家族や村人から気味悪がられ生贄に選ばれて…

【梗概的あらすじ】 明治１６年夏。 山菱哲佐は今日も博打に負けて知人に集って酒を飲んでいた。その知り合いが言うには友人の質屋を営む伊左衛門という男が女髑髏祟られているらしい。 あ…

魑魅魍魎はびこる平安風世界。見習い退魔師の朝陽は偶然、最"厄"の幽鬼・八雲の封印を解いてしまう。朝陽の「美味しそうな霊気」に目をつけた八雲は、無理やり式神契約を結んできた。 だ…

古の時代から、幽霊でも妖怪でもない“それ”がこの世には存在している。 名前のない“それ”は知る者はごく僅かでありながら、人間に危害を加えたり、時に死に至らしめる危険な存在。 そん…

和風怪異幻想奇譚。侍の青年になった燕は鬼へ変じる呪いを解くため旅をする。 燕の篭《ろう》は、恩人の和尚の甥十馬《とおま》を救うため、病で死にかけている侍の青年十馬と同化して人間…

　幽霊は視えるが祓えはしない平凡な男子高校生の立花輝は、ひょんなことから霊媒を生業とする呪い師の高天原美里と出会った。 　彼ら曰く、輝は魂が欠けており、またその身には災いを呼び…

魔の山にそびえ立つ魔王城。荘厳な雰囲気のその城には、魔王がいた。 人々は怯えひっそりと暮らす中、数多くの冒険者達が、打倒魔王のために立ち上がるが、魔王の前に脆くも敗れ去る。 そ…

自分にかけられた呪いを阻止するために、馬で駆ける男。彼は、呪いを阻止することが出来るか？ 自主企画「書けなかったアイデア（タイトル案も含む）を提供します」の『呪いモノ』のアイデ…

雄々しさを欲する少年、異能の存在との出会い、変容する身体、花の少女達、そして──魔女。 その旅路は呪いか、祝福か。蝶のように有耶無耶に、蜂のように遮二無二と、蜜を求めて彩りをひた…

――逃げる、未来の英雄×世界を嘆いた＜魔女＞―― 切なる願いが、呪いとして、人を＜厄災＞に変える世界。 街でもっとも強く、優しいお姉さんは、少年の目の前で魔に堕ちる。 「どうして…

村を守るために代々妖である滝の大百足に生贄を捧げてきた覡家。 現在の巫女であり贄である覡琥珀は、数日後の新月の夜、滝に落とされることになっていた。 そこに見知らぬ男があらわれて、…

呪い人形を処分する危険な裏バイト。 カネ目当てで参加してしまった主人公は、やがて恐ろしい体験をすることになる。 しかしその渦中に現れたのは、銀髪のどこかおかしなヒロインで……。

大学一年初夏、ビビリ改善のために秋津綾人が弟子入りしたのは、古びた洋館に住むみっつ年上の「師匠」。 兄弟子の巽、大和撫子な姉御、そしてあざらし様とともに、恐ろしくもまばゆいオカル…

送り犬（おくりいぬ）は、日本の妖怪の一種。東北地方から九州に至るまで各地で送り犬の話は存在するが、地域によっては犬ではなく狼であったり、その行動に若干の違いがある。単に山犬（やま…

「ジパングはカタイの東1500マイルに浮かぶ広大な島国だ。莫大な黄金を産出し、王の宮殿は金でできている」 マルコ・ポーロ著　東方見聞録より 西暦1689年日本。徳川泰平の江戸時…

呪われた少年「珠月」 呪いを解く鍵を探し旅をする「きつね」 彼らの出会いが運命を変える。

人を喰らう赤薔薇の奇病カニバルブーケ。それは魔女ブージャムの呪いと噂されていた。 育ての親を亡くし、伝手を頼って極彩の都と謳われる王都アルバへ越すこととなった青年セス。 薔薇にし…

「 呪いを解いてくれ 」祖父から相続した葛籠をめぐる鳥迫月夜の怪異奇譚