風景、状況の描写が、シンプルかつ緻密、さらには五感に訴えてきます。闇の冷たさ、夜の校舎の静けさ、まるで肌で感じられるほど。登場人物も、セリフや仕草からまるでそこにいるような気になってきます。セリフ回しのセンスも良く、筆者さまの高い筆力を味わうことできる素晴らしい作品であります
この作品を読ませていただいて感じたのは、細やかな描写が自然で、とても綺麗だという事です。そのため頭の中にそれぞれの場面の情景かはっきりと浮かび上がってきます。 また、最初登場人物たちの人物像はあまり多く説明されませんが、これはおそらく筆者様の狙いで、節々の描写で十二分に伝えられていました。 読み始めたら最新話まで手が止まる事は無かったです。これからの展開が気になります。