まるで匂いまで感じられる描写力

風景、状況の描写が、シンプルかつ緻密、さらには五感に訴えてきます。
闇の冷たさ、夜の校舎の静けさ、まるで肌で感じられるほど。

登場人物も、セリフや仕草からまるでそこにいるような気になってきます。
セリフ回しのセンスも良く、筆者さまの高い筆力を味わうことできる素晴らしい作品であります