「カクヨム甲子園 ドラマ」を含む小説

小さなアパートで同居する母親に人生を狂わされた少年、双子坂　哉汰（ふたござか　かなた）は、母の脅しで酒を買いにコンビニに出かけた。 母の支配に恨みを重ねる彼は、そこで人生を変える…

刹那、二人の少女の思いが交錯する。

イキった厨二病の酔狂な夢が、喧噪と共に幕を開ける。 ………尚、この小説は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

　ちょっぴり不真面目な秋山は、風紀委員長の篠宮に今日も服装を注意される。 　篠宮ってマジメだし、なんか苦手だな、と思っていた秋山は、夜の繁華街へと向かう篠宮の姿を見かけ――。

あなたが夏休みを夏休みと呼べ無くなったのはいつからですか？

優等生気質の雪平紗奈は担任に頼まれ、不登校の宇多野夢唯に会いにゆく。始めは乗り気ではない紗奈だったが――。 2人の高校生の、ちょっぴり変わった夏休みのお話。

よく女子がつけてるのは甘い香りの香水。でも彼女から香ってくるのはタバコの匂い。 人より少しだけ嗅覚が優れている佐々井は、隣の席の遠田から時折タバコの独特な匂いが放たれていること…

絵を描くことを趣味とする浅倉 陽葵は、とある日の放課後、教室に忘れ物を取りに行ったことで無愛想なクラスメイト向井田 徹に「付き合って欲しい」とただその一言を告げられる。 しかしそ…

カクヨム甲子園2023 ショートストーリー部門

　亡くなった祖父母の家を訪れた堀塚。掃除中の彼が発見したのは、高さ三メートルほどの巨大な瓶だった。その瓶の中には、何かが入っているようで…？ 　未知の存在と少年とが織りなす、ハー…

・・・明日なんて来るな・・・ 俺は古永命助、将来医者になれって言われているバリバリ文系高校２年生 妹、輝命たち家族に「優秀な兄」を演じながら生きてきた この世は乾ききっつている、…

捨てられ、愛を失った少年の行く末は――

因果応報は、因果と応報が同値でないと成立しない。それに偏りがあると、逆に応報される。それが人間の性質であり、浅はかさであり、ただただ憐れなのだ。 追記(2023/11/23):…

彼は高校生にして、無類のコーヒー好きである。 彼は、定期的に突拍子もなく、上質なコーヒーが飲みたくなる時がある。 そんな彼が、偶然見つけた「珈琲店・ポーズ」という店で、コーヒーを…

語り部である「二条佳」が、海食崖で殺人の懺悔を告白する。 嘘が真になり、真が嘘となる。 瓶の中に詰められたカセットテープと手紙の真意とはいかに？

主人公、高校一年生の青羽は毎日紙飛行機を折る。学校の昼休み、休日はご飯を食べた後。一度も欠かさず、紙飛行機を折る。 そんな青羽は、何故紙飛行機を折るのか。その理由に差し迫る、現代…

2020カクヨム甲子園最終選考作品「見上げた空は青かった」を大幅に加筆修正したものです。 路風（みちかぜ）中学陸上競技部。 「先輩！ 絶対今日こそ勝ちますから」 空の青さ…

一年に一度の誕生日を今日も迎える。 憂鬱のようで、楽しみのようで、ちょっぴり悲しく感じる。未来なんて見えなくて、過去なんて分からないそんな少女のお話。 ※文章がカクヨム甲子園に応…

女神様に愛された人とこの世を嫌う人の話。

私は窓から落ちてしまった。どうしたものだろう。後悔だらけの人生だった。私はこの後死ぬのだろうか。