「愛し」を含む小説

KAC20211~KAC20219までの後日談的な内容で今までのキャラが出てきます。もちろんこの話だけでも読めますが他の話も読んでくださると嬉しいです。 あとがきは私の好きな曲で…

愛しているから、一緒にいたいから、付き合って長いから。 ──そんな理由、全部“今”しか見えていない！ 「ついに彼女とゴールイン」なんて言ったところで何も完結してないわけで。結婚…

　一途に人を愛し続けることが出来ず、ワンナイトラブを繰り返す男・「俺」は、ある夜、人通りの少ない駅前で、ぼんやりと立っている女性を見つけ、ホテルに誘う。 　しかし、先に眠ってしま…

大学生活二年目の春…… 松澤教授からセクハラを受けるハナは憂鬱だった。昨年度は松澤の講義から逃げ切れたものの、今年は逃げ切れない。 「一緒に取ろう」と約束した親友の当ても外れ、あ…

百合子には小さい頃からイマジナリーフレンド、サクラがいた。大人になってからも、サクラは消えず、最近では百合子の恋人になっていた。

これが愛なのかわからない。でも好きなんだ、そんな気持ちを同性の友人に抱く中学生の女の子のお話。 《主な登場人物》 主人公　　　　→あまちゃん（雨野さん） 友人　　　　　→れんげ…

君と僕と花言葉。君の言いたいことはいつも花瓶に刺さっている花言葉で分かったんだ。 君を愛していたはずだった、君を幸せにしているつもりだった。 きっとこれも自己満だ…

姉が離婚して、彼女の元ダンナがボクにも慰謝料をくれた。何不自由のない生活に黄昏ながら、ボクは世の中を渡り歩く。そんな中、ネトウヨで人種差別主義者の博茂がコリアンガールの玲華と付き…

あんなにも愛していた妻が先立った 途方に暮れるぼくを支えてくれたのは、彼女のお姉さんだった ぼくらはやがて、互いを好き合って再婚する けれどそのときから、部屋の隅で骨壺が鳴き始め…

独り（ソロ）者（もん）、すなわちソロモン。 孤独を愛し、連まず、己の道を行く。 これはソロ活動を極めんとする乙女たちの、魂の復活の物語である。 独りで行動するのが好きな…

彼女はよく拝み、よく泣く。 尊いの対象は、どうやらガバ判定で？

　人類は絶滅の危機に瀕していた。 　 　世界は王の出現により七つの小世界に分断されていた。残された人類は七つ目の世界に逃げ込み、細々と生き延びていたのだが、それは仮初の平和に過…

今年もやって来た暑い夏の到来。 木の片隅で羽を宿した成虫になるために、いつの日か、素敵な昆虫ライフを夢見た一匹のセミがいた。 彼には名前はなく、セミ社会では個体番号の７３１（セミ…

世界最初の劇場型犯罪。ヴィクトリア朝ロンドンを震撼させた切り裂きジャックの謎。迷宮入りしたこの事件に、サムライの末裔で女脱出芸人の弟子である杉崎三郎が迫った。ジャックは誰だったの…

高校の同級生、真中美玖《まなかみく》を体育館裏に呼び出した主人公。 なんとなく真中美玖に惹かれている彼は、何度振られても彼女の事を諦められずに、今日もまた、懲りずに彼女に思いの…

夏終わりに新しくBARが出来た。 そのBARは繁華街から少し離れた雑居ビルの3階にある。 酔った人にはちょっときつめの階段を上がった先には、過去の過ちに深く傷ついた者がほろ苦い赤…

当代最高にして偏屈な大魔女に拾われた異形の少年は、彼女を慕い、幾度となく愛を告白する 軽薄にすべてを笑い飛ばす師匠に、はたして彼の心は届くのか？

　山岳写真家を目指す女子大生、深山志穂子は、周囲から山にしか興味がない変人と思われて孤独な生活を送っていた。 　そんな中、初めて登った雪山、霜ヶ峰の精霊リュウとの出会いによって、…

私は内縁の夫、ユウトとの二人暮らしをしている。 病気の影響で私は子どもを産めないけれど、彼はそんな私を愛してくれていた。 そんなある日、彼は――

うつ病を患い仕事を辞めて実家に戻った俺は、姪っ子のナスチャと遊んで暮らす。そのうちにうつ病から徐々に回復したのだが、ある日ナスチャが行方不明になってしまった。そして俺は彼女を探し…