「神話」を含む小説

　神智学研究所の実験施設で目覚めたエニルは、調整されたばかりのESPと限られた装備だけで、事故により放棄された地下施設からの脱出を指示される。 　相棒は同じく調整されたばかりのク…

　滅ぶ地球。 　上空に浮かぶ城。 　そこで、少年と青年は対峙していた。

「妾の名は酒呑童子じゃ！」 とある青年、土嶋鬼門は〝夢〟を見た。 多分その〝夢〟からようやく僕の〝物語〟が始まったのだろう。 日本最強の鬼と言われている酒呑童子……の二世と、夢も…

エイボンは、何のためにエイボンの書を記したか。晩年の大魔道士と、知られざる最後の弟子の物語。※ホラー要素はそこそこ程度です。

精霊の子供に纏わる物語。

幼い息子は夜になると星座を探して窓辺へ寄った。 都会にあっては一等星でさえ輝きを奪われる。息子は飛行機の灯りを、覚えたての星の名前で呼んでいた。 「ヘラクレス座はないのかな」 あ…

ヤクト北部でのラース-ベルゼ軍との戦争が開始された。 軍事政権は樹立し、ヤクトは混迷を極める。 そんな中、ロータ・コーヨはイアンナ盆地にて、死闘を繰り広げるのだった。 今、全ての…

　オーストラリア探検から帰還したミスカトニック大学の地質学教授ウィリアム・ダイアーは、ある極秘研究の協力を要請される。

高校生たちが夏休み最後の思い出に始めた肝試し。 始まりはほんの好奇心だった。 だが悪夢の屋敷に入った彼らを出迎えたのは、悪霊などではない。 もっと悪いものだった。 クトゥルフ…

エイボンは、いかにしてツァトゥグァを知ったか。かの大魔道士がエイボンの書に記さなかった、若き日の物語。※ホラー要素はそこそこ程度です。

天使が乙女に恋をした。女神が勇者にＫＩＳＳをする。恋に溺れた、堕愛天使（だめてんし）の神話の秘密を紐解いたら、女神が俺に恋をした。なんて話がかけたらいいのにそんなことを考えながら…

不可解な事故で遭難してしまった、海洋技術学校の教官と生徒たち。霧の海を漂う彼らの前に現れたものは……。

神話の世界には、とても魅力的な神々がたくさん登場します。 そして、みんなDQNばかり。 なお、これはあくまでもパロディです。

各地で連続する怪事件。人々は怖れ、そして待望する。これは神の意思なのか？　否、これは彼女が退屈凌ぎに始めた、ただのゲーム――。※ホラー要素はそこそこ程度です。

ヤクト首都エデンはラース-ベルゼにより壊滅しつつあった。 そんな中、ヤクトの皇子クオンらは反撃を開始する。 今、運命の風は南から北へと移らんとしていた。

それは①逆転の物語展開と、②ＳＦ的な世界設定により、③文明論的な規模の恐怖という主題を描いたことにあります。 ２０１８年には初の全編アニメ化作品も公開され、嬉しかったです。

虐めに合っている少女が九頭竜さまに助けを求める。

平凡ながらも、幸せな生活を送っていた僕。一体、何が切欠だったのか。家族が、現実が、少しづつ、しかし確実に狂っていく――。

ヤクト国皇子クオン・ヤクト・アウルムは仲間達と共に平穏な日常を送っていた。さらに、長年、冷戦状態にあった ラース-ベルゼ国との和平協定が成立し、一層ヤクト国は安泰に見えた。 しか…

これはひみつの日記です。あの夏、わたしはがけの下で、ウニョとであいました。ちなみに、あのえいがとは、何のかんけいもありません。※ホラー要素ほぼ０です。