「といわれても」を含む小説

建国の物語ともいわれ、おとぎ話として王国の民に親しまれている「魔女と三人の弟子の物語」。 その物語が書かれた七色に光る本を手にしようとした少女・ユエは、三人の弟子の一人である”本…

僕の実家には蔵がある。 蔵の虫干しを手伝えといわれ、蔵の中のものと一緒に日向ぼっこをすることになった。 日長1日、暇を持て余して並べられた品物を見聞していたところ、その中に古めか…

片手剣使いの冒険者アラドは勇者パーティーに所属していた。だがある日、リーダーから「お前は戦力になってない」と言われ、勇者パーティーを追放されてしまう。他のパーティーにも拾われなか…

建て増しに次ぐ建て増しで巨大になった建築物。 そこの電気屋の爺に依頼されて、電球を届けに来た渦緒だが、入ってはいけないといわれていた脇道に入り込み…。 大分前に書いたものな…

「イントロから１番のＡメロ・Ｂメロまでは９人で歌い、踊る。２人がステージを降り、ＡサビとＢサビは７人での演技とする。その後も２人ずつ脱落し、２番は５人、間奏から３番のＣメロまでは…

僕、山田世界は授業中、突然女神様に異世界に転移し世界を彩るために英雄譚を紡ぐのですと言われてしまう。必要に応じて加護を授けるといわれたがどうなってしまうのか。「女神様ー、元の世界…

　選ばれたのは四人の少年少女。 　始まるのは生死をかけたゲーム。 　四人全員で生き残るか、四人全員で死ぬか。 　これは紫陽花に似ているといわれた少女が、出逢いと旅路を経て自…

もともと、国家機密や情報機関を厄年の時に経験したぼくが、 作家なら「天皇家の物語」を書けと宮内庁いわれて書いた物語である。 だが、「これはおまえの人生だ」とか、「いや、これは国連…

　今、オジサンがダサいといわれている時代は過ぎ去ろうとしている。むしろ、オジサンってカッコよくね？という風潮が萌しているのだ。 　それはとっても素晴らしいことであり、だからどうし…

上古の日本には数人の女帝が現れます。女帝は「中継ぎ」といわれ「お飾り」と思われがちですが、実際は、天皇として自ら政治を行っています。本編は「日本を創った女帝」である持統天皇の半生…

明治の文豪「田山花袋」の私小説ともいわれている『少女病』を、現代のライトノベル風にかきかえてみました。高尚な文学作品が少々台無しになった感が否めませんが、表現次第ではストーカーも…

俺は、学生時代青春を送ることが出来なかった。 だから、俺は、青春を送るために、喫茶店【アストレア】に就職した。 でも、なにも学生時代と変わらない日常。 話してかけたら嫉妬されると…

【第11回小説現代長編新人賞　二次選考通過作品】 時は西暦二一五二年。 人類は夢のクリーンエネルギーといわれた核融合発電を「いちおう」実用化し、木星まで有人の巨大宇宙船を送り込…

高速道路にあるコインシャワーのNEXCO西日本がコインランドリーとマッサージチェーンがある。 それらを複合したのを『シャワーステーション』といわれている。 そんな『シャワーステー…

「なぁ、コンジンシチセツって知ってる？」 持って生まれた霊感を生かそうと、高名な霊能者の元に 弟子入りし、大学へ通う傍ら、師匠の事務所でバイトと して働く僕は、事情を知る高校時…

西暦2350年 世界は混沌を迎えている。 戦争や、テロ、紛争が絶えず起こり、地球汚染による天変地異などが絶えない世界。 科学技術は高度に発達し、どんな事でも解明出来るレベルまでき…

「人魚の噂？」「何年生きていても年をとらないということは、吸血鬼の特徴とあてはまるのはたしかですね」 人と同じように現代の世に生きる吸血鬼たち。吸血鬼についての研究を行っている…

国一番の魔女といわれるママのような魔法使いになるため、ハノン音楽院に入学したミリ。 勉強はからっきしだし、びっくりしたら猫耳が出ちゃうけど、音の魔法使いを目指して今日もがんばりま…

　ミステリー好きだけれど自分ではミステリーが書けない小椋里美は、せめて作品をつくり出す側の人間になりたいと、編集者になることを志す。ところが出版社の面接を受けても結果は全滅。おま…

真昼の街中。腹を撃たれ、生死の境をさ迷っていたヴィルフリートは、十三歳の地元の少年ミカに見つかり、「医者を呼んでやるよ」といわれて教会に連れていかれる。修道女たちから「天使の子」…