「現代 怪異」を含む小説

ミスカトニック大学との共同研究により、『太平記』に記されている怪異の数々を検証することに。しかし我々は調べてはならない、南北朝と室町時代に存在した、日本史のタブーへと迫ってしまっ…

ほとんどの人が死んだ。 まだ生き残ってる奴はいると思うが、連絡は取れない。 今は……滅びの日を待っている。 もしかしたら救済の日かもしれないが。 他にやることも無いんだ。 …

ある理由により会社を辞めた小野秋生は、現在就職活動中。ある日、面接官に門前払いされた秋生は、帰途で美しくも不気味な男と出会う。 土砂降りの中、男と傘をともにすることになった秋生。…

　俺こと、大観鋼始郎がメイン視点。毎度おなじみ、二部構成。一部はくろのみ小学校、二部は旧くろのみ町を舞台に、怪異が出没。 　すべては、大観鋼始郎が祖母の照乃（通称ばぁちゃん）と…

謎の怪異　妙　が出現するようになった現代。 探偵鴨原隼人は妙の仕業でドーナツに変えられてしまった助手のナツキと共に事件の解決に挑む。

《本作は2021年5月に頒布した「Memento 月夜御探偵事務所怪異調査譚」の内容を一部変更・修正したものとなります》 2020年、現実とは異なる歴史を歩んだ現代日本・東京都…

新型ウイルスによってマスクを付けて生活することが当たり前になった現代。 そんな時代に都市伝説・口裂け女が蘇り、人間たちに再び襲いかかる。 果たして人間は、口裂け女の凶刃から逃げる…

　科学の発展した現代社会の裏側で不可思議な存在が様々な事件、騒動、事象を起こしている。そんな出来事に巻き込まれる人々の物語。 　妖怪や都市伝説を題材とした話です。 　話ごとに…

夏休み、祖母の墓参りに訪れた主人公。 祖母との思い出を思いだし、母や妹と楽しい食卓を囲む。 しかし、どことなく違和感を感じる。母は偽物と入れ代わっていたのだ。 それに気づいた主人…

真夏の夜、涼しい風が吹くその場所で、彼女を見つけた。 何の変哲もない男子高校生、神埼仄は小学生の頃一目惚れした少女を忘れられずにいた。 そんなある日、一人の少女がクラスに転校し…

あらすじはタイトルの通りです。 万バズしたとあるツイートからインスピレーションを受けています。

　試験も終わった、課題も出した。あとはバイトでもして充実した春休みを過ごそう。開放的な気分に浸る大学三年生の太田ヒロキはふと思い立って地元の大ケヤキ神社を訪れる。 　しかしそこで…

両親の都合で祖父母の住む田舎――神凪町へと単身渡る。 10年ぶりに訪れたド田舎を満喫しよう。 そんな考えは突如として現れた異形の存在によって大きく打ち砕かれることに。 人間の…

とある学校に通う普通の高校生、御伽野有栖は"赤い悪魔"とよばれる都市伝説を聞く。 その内容は午後6時に13番地の交差点で止まると、赤い悪魔に鈍い殺されるというありがちながらスタン…

夏休み。部員不足で廃部寸前のオカルト研究会を救うため、風吹カケルは友人達と共に現代版百物語【儀式】に挑もうとしていた。 最後に現れる（とされる）ホンモノの怪異を撮影し、動画共有サ…

『百物語』 怪談を100話語ると、本物の『怪』が現れるという、古くから伝わる怪談話。 ──『妖怪』なんて、現代科学の名の下に全て解明されたはず、だって？ ──『怪談』なんて…

　しがない探偵事務所を切り盛りしているどこにでもいる中年の男、神代八雲《かじろやくも》は正直駄目な大人の代表格だった。 　暇な日は銀色の玉を打ち込んだり、依頼が無いときはぐうたら…

　最近の子は都市伝説の口裂け女を知っているのだろうか？ 　社会現象になり、一部の学校や自治体が本当に警戒態勢を敷いた怪異のことを。 　知らないなら、現代の子から、口裂け女をど…

百物語とは、怪談会の一形態である。 百の行燈あるいはろうそくを用意し、怪談を一話語るごとに一つづつ灯を消して行く。そして最後の話、百話目を終えすべての灯が消えるとき、恐ろしい本物…

ドラゴン、スフィンクス、鵺……モンスターや妖精、妖怪といった幻想生物はいつだって魅力的だ。その幻想生物が、もし現代社会に普通に溶け込んでいたら。いや、普通の生き物だって、この人間…