Memento 月夜御探偵事務所怪異調査譚
桜芽
序章・月夜御探偵事務所の日常
身長152cmの小柄な体格と、イマドキの若い女性のファッションセンス。学生時代は遊んでいましたと言わんばかりのピアス穴の数、なにより最たるは地毛だという赤毛のセミロングヘア。
体格に見合った幼げな顔立ちは、いわゆる美少女に分類されるであろう勝ち気で愛らしい整い方をしている。
一見するとモデルのようでもある外見だけで判断するなら、少なくとも探偵という職業に就いているとは到底思えない現代風の女性だが、彼女の職業は正真正銘の探偵である。
開業時は十八歳、現在二十歳にして実績はそれなり。熟年夫婦の浮気調査から小学生のなくしものの捜索まで広く依頼を受けたものだ。
そんな彼女の事務所は東京都・
今日も鍵の開いたその扉の先、リビングルームで仰々しい事務用机を挟んでレザーチェアに腰掛けた月夜御鏡花は心底面倒くさいという顔で一息つくと、目の前の強面の依頼人にこう言ったのだった。
「ねえ、玄関のボード見なかったの?」
綺麗に整った顔立ちごと翡翠色の瞳を歪め、来客用のソファーに揃って着席している黒いスーツの男たちを思い切りなじる。
月夜御探偵事務所は依頼人がどのような手合いであっても依頼を拒まない。それは月夜御が開業前から定めていた自分の中のルールのひとつだ。
たとえ依頼人が大事なゲーム機を公園でなくして母親にどやされる前に見つけ出さねばならぬと泣きながら駆けこんできた小学生集団であったとしても、相応の報酬が支払われるのであれば受諾はする。
しかし彼女は断固としてひとつだけ断っている案件があった。
「わ、分かってますぜ月夜御の嬢ちゃん。アンタがペット探しだけは絶対に受けないって話」
「なら話は早いわね。はい、帰った帰った」
「だけどォ! 俺達にもそれはそれは深いワケがあってこうして頼み込んでるスよ! お願いしゃす!」
二十代もまだ入りたての女性に対し、揃って頭を下げる推定四十代の男たちの風貌は、普通のサラリーマン集団――というにはあまりにも厳つく柄が多い。しかも首元から入れ墨が覗いている。
まるで、いいやどう見ても頭文字に
普通ならそんな集団が事務所に押し寄せてきたところで土下座も辞さないところだが、こいつらがその手の連中であることを自覚している月夜御の場合、その情けない姿を見下ろすことで余計に辟易が隠せなくなる。
本当に、本当にどうしてこうなった。
「いや、普通に返事はノーよ」
「どうして!?」
「最初から断ってんでしょうが。なにが悲しくてヤクザのペット探しなんてしなきゃならないの」
「ですがぁ! 探してこねえと俺達、指どころか生きたまま太平洋に沈められかねねえんです! 頼んます! 金はいくらでも払うんで!」
「アンタらだけで沈められてきなさいよ! もし見つからなかったら私も沈められるルートを通ろうとすんじゃないわ!」
「そんなぁ!」
探偵の無慈悲な突き放しが炸裂する。
実際まだ月夜御も死にたくはないので是非巻き込まないでいただけるとありがたいところだ。
「大体なによ。組長さんの愛猫の世話を頼まれて、散歩させたら戻ってこなくなったって。当たり前じゃない、室内飼育でしょその猫ちゃん」
「でも猫は外に出ていくこともあるじゃないッスか。国民的アニメでもやってました」
「キャサリンちゃんも窓を見てたんで、外に出たかったのかなって」
「おい誰だ、コイツらに猫の世話任せたヤツ」
昨今、猫の飼育は彼らが参考にしたフィクション作品のように放し飼いで外に出すよりも室内で行うことの方がメジャーだ。
そもそも猫は散歩に出す必要性は低く、ペットショップで購入した猫の多くは外を怖がる傾向があるとも言われている。
「猫が外を見てる時は大体縄張り意識で外敵が来ないか見張ってるだけ。たまに外に出たいって猫もいるけどそんなハーネスもつけずに一匹だけで外に出すなんて普通はしないわよ」
まぁ散歩そのものはメリットもあるので、するのであればハーネスをつけて一緒に歩くことを推奨する。
「でもぉ……キャサリンちゃんは自由な性格だから好きなようにさせてやれと親父が申して……」
「アンタらの組の屋敷の中で自由にさせてやればそれだけで十分でしょうが」
曰く、屋敷だけで東京ドーム一個分の面積があるという彼らが在籍する組織の総大将の屋敷ならば猫を室内で自由に散歩させるだけでも十分なストレス解消になる。
知識不足もさることながら考えなしに動く辺りは最初に依頼を受けた一年前からなにも変わっていないようだと月夜御は頭を抱えた。
「ということで、アドバイスはしたから後は頑張んなさいよ」
「いやいやいやいやそんな一仕事終えましたみたいな顔しないでくださいよ。月夜御の嬢ちゃん!」
「話は終わり。とりあえず、知り合いのペット探偵紹介してあげるからそっちに依頼しなさい」
現代日本にはペット関係の依頼を専門として受けるペット探偵なるものも増えている。
月夜御探偵事務所は基本ペット関係の依頼は管轄外なのでそちらに通すのが自然だろうと知り合いの名刺を投げ渡す。
「お得意様のよしみってことで特別に受けては……」
「あげないわよ。お得意様なら私がそういう女じゃないってことくらいそろそろ覚えてよね」
「そんなぁ……」
もじもじとしょぼくれる男たちを一蹴する。
まったくもって恥ずかしながら月夜御探偵事務所はこれまで何度もこの男たちが持ってくる法的にグレーかブラックよりの案件を受けてきた。
本来であればあまり関わり合うべきではない手合いであることは重々承知している。
しかし彼女からすればそんな危険で反社会的な連中も利用できるのであればいくらでも利用する。
それが月夜御鏡花が本当に求めている真実に繋がるのであれば、いくらでもだ。
「じゃあ、これ渡して。あとその墨隠してから行ってちょうだい」
「あ、あぁはい……」
「でもいいんスか本当に……」
「なにがよ」
「知り合いを俺達みたいな極道連中の依頼に巻き込むなんて、もしもの時、どうするつもりです?」
「珍しいわね。脅してる?」
「してない! してない! でも嬢ちゃん優しいから、と、思って」
「アンタら……」
事実、依頼内容は真っ当であれ反社会的組織と接触させるのは同業者として裏切り行為のようなものなのではないか。
本気で言っているのかそれとも冗談で言っているのかはさておき、彼らは筋を通すためには平気で命を捧げる組織に属する男たち。
もしもの時、責任を取ることはできない。
本日何度目になるかも分からないため息をつき、椅子から立ち上がって机の上に置いてあったタブレット端末と、キャビネットに保管された契約書を手に取って男たちに対面するソファーに腰掛ける。
手慣れた操作で端末の電卓アプリに料金を打ち込み、面倒くさいといった表情を包み隠さず適当な動作で書類と一緒に差し出した。
「はい、契約書。それと本来なら受けない依頼内容を受けるってことで依頼料がこれ。それと写真提出しなさい」
「いいんスか?」
「私の気が変わらない内に契約すませてよ。具体的にはこれからお昼ごはん食べるから、それまでに」
タブレット端末の上部右端に表示されたデジタル時計が指す現在時刻は間もなく十二時三十分。
もともと依頼人――、というか今目の前にいる彼ら三人衆がが来る予定ではあったので早めに朝食を摂ったので、そろそろ食事にしたいところだろう。
本来であれば依頼人に背を向けるなどありえないが常連ともなれば扱いはこの通り。契約書を書いている間に冷蔵庫の中にあるもので適当に済ませてしまう。
ということで、まずはダイニングキッチンに向かおうと思い、腰を上げたのだが――。
「つ、月夜御の嬢ちゃん……」
「なによ」
目の前で聞こえた涙声に嫌な悪寒を感じながらも顔を上げれば、そこには強面を涙と鼻水で濡らしたガタイのいい男たち。
――あぁ、面倒くさいことこの上ない。
「ありがてえ! ありがてえよ嬢ちゃん!」
「そ、そう?」
「月夜御の嬢ちゃんが協力してくれるなら百人力だぁ! キャサリンちゃんも美少女が探してくれるならすぐ見つかってくれるはずですぜ!」
「美少女ってそんな、当然のことを……」
「いざとなったら俺達と一緒に太平洋に沈んでくれッス!」
「おい待て、聞き捨てならんぞ」
これから彼らのことは三馬鹿と呼ぼう。
彼女はいま、心の底からそう決意した。
あぁ、カーテンの隙間から差し込む春先の陽ざしが最近引きこもりがちだった目には眩しい。
午後からはきっと長い一日になるだろう。
そのことを確信し、顔面をぐしゃぐしゃにしながらウキウキ気分で書類に目を通す男たちと、僅かに覗く外の風景を交互に見る。
「あ、印鑑にするッスか? 指印にするッスか?」
「印鑑でいいわよ。なんで指印?」
「まぁ俺達、小指ないんスけどね」
「知らんわ」
そんなジョークが、なんともけだるい一日のはじまりであった。
*
午後二十五時。
スマートフォンに表示された時刻とネオンライトに照らされた都心の町並みが、今が深夜帯であることを指示している。
月夜御が一人、キャッチと外国人と男女の隙間を潜るように練り歩くのは
間もなくさくら通りを抜け、昼間に車を停めたパーキング付近に出てこようかというところで男にひと声かけられるのを手で制する。
深夜帯の歌舞伎町なんて女性一人で行くような場所ではないのだが、探偵という仕事柄こればかりは致し方ない。さっさと車に戻るに限る。
そもそも、なんでこの時間帯まで歌舞伎町にいるのか。
もちろん依頼の解決を目指して尽力していたからだが、それ以上に深い、まさに太平洋の水底のごとく深いわけと顛末があってことである。
「つかれたわ……」
結局、組長の愛猫――キャサリンちゃんなるものは発見することができた。
近隣のお宅、というよりもすぐ近くで組長の祖父が隠居している別宅付近で発見され、丁重におもてなしをうけていたようだ。
それが発覚したのは、まずはキャサリンちゃんが好きなおもちゃを預かりに行った時。つまり依頼を受けてからすぐのことであった。
車で待っていると三馬鹿の一人が駆け寄ってきて、「見つかりました」と声をかけてきたときには本当にはらわたが煮えくりかえりかけたものだったが、その後きついお咎めを食らった三人を見て溜飲が下がったといったところだ。
ところが直後、その祖父から新たに依頼を受け、こうして町に繰り出していた。
組長の祖父は、歌舞伎町の風俗店で働いているとあるシングルマザーの女性を見つけてほしいとのことで、彼からは随分と分厚い封筒と依頼料、加えて達成しても連絡はしなくていいという口止めに近い言葉もおまけで書面もなしに現ナマで受け取ってしまい、逆に承諾せざるを得なかったのだ。
シングルマザーの女性は当時の
実際に店へと足を運んでみればすでに廃業して数年が経過していることが分かった。
しかしそこは探偵としての本領発揮。数少ない情報から細い糸を手繰り寄せ、深夜になってようやく発見できた。
詳しい事情こそ語らなかったが、女性の感情とシングルマザーである点を鑑みればある程度の関係を察することはができる。
とにかく、この時間まで奔走していた月夜御はその女性との接触に成功してようやく背後に感じていた人の気配と仕事から解放され、無事帰路に着いたのだ。
猫を探すはずがとんでもないことに巻き込まれた気がするのと、銀行口座のアプリに振込の通知が来ているのをなんとなく無視して、さっさと愛しの池袋に帰ろうと早足なわけである。
「そういえば晩ごはんも食べてないじゃない。私なにしてんだろ」
人探しに躍起になって食事も忘れてしまっていた。
意識すると今度は空腹を自覚してしまう。ぐぅ、と鳴る腹の音が忌まわしい。
「セブン寄ってこ」
地元のコンビニであればこの時間は値段を下げている。健康的ではないが今日はさすがにコンビニ飯で済ませた方がいいだろう。
狭い道を通り、大通りに差し掛かる道へと出る。
怪しげな人影は徐々に減り、増えてくるスーツの酔っ払いを見ているとどこか安心感を得ることができた。
「――――?」
ふと足を止める。
狭い、本当に裏路地以上に狭くてビルの隙間といってもいいほどの道の奥からなにやら大きな音が聞こえてきた。
怒鳴り声と、なにかを叩くような音の二種類。
周囲を見渡してみるが他の通行人が音に気付いているような素振りはない。……いいや、この場合は見て見ぬふりをしているというのが適切か。
どの町であっても関わってはいけないことはある。特にこの歌舞伎町では一々目を向けていればいつかその災難は自分に降りかかってくるものだ。
「関わらないのが正解、いや愚問ね」
当然関わらないのが一般的な正解にあたる。
彼女は今とても疲れているし、なによりも世の中には知らなくてもいいことが山ほどある。
だが彼女は探偵。好奇心と興味と正義感で生きている生き物であると自覚して、その隙間へと足を踏み入れた。
ポイ捨てされたであろう生ゴミが異臭を放ち、シンナー臭さに顔を歪めながらも先に進む。
どうやら細いといえどそこまで複雑な道ではないらしく、一番奥に進もうと思えば人間が通れるのはほぼ一本道だった。まぁ、月夜御ほどの小柄さであれば通れそうな隙間もあったがフェンスに挟まるような形になってしまうため正確なルートとは到底言えない。
「音、近いわね。道もどんどん広くなってるし、やっぱリンチか」
近づくにつれて音は大きくなり、怒鳴り声は複数人が発していることと、叩くような音の正体は重たいものを蹴る音だということが感覚的にわかる。
人数は三人と二人の計五人。内四人は着崩したアロハシャツ姿で、頭部にタトゥーを入れている者もいる。
一人は少し離れた場所で倒れたまま動かず、三人が残りの一人に暴行を加えているといった状況。
離れたところにいる男に目立った外傷はなく、暴行を加えられている推定男性が見るからに彼らとは異なるごく普通のコートを羽織っていることから想像できるのは別組員同士の喧嘩か、一般人がなんらかのトラブルに巻き込まれたかの二択。
かわいそうに。こんな場所でリンチされたらまず助からないだろう。
しかも男性も一体なにをしたのか、随分と男たちは激昂していて手の付けようもない。
彼女が来なければ彼は確実に死んでいた。
「まぁ、助けてやるか」
義理はないが目の前で人に死なれるのは困る。
通報している間にトドメを刺されては元も子もない。ここはひとつ芝居を打つに限る。
奥に続く角からひとつ前の道に戻り、フェンスの隙間に身体を押し込んで身を隠し、スマートフォンの録音アプリを起動させてとある音源を選択したあと、すぅっと大きく息を吸い込んで月夜御はこう叫んだ。
「おまわりさん! こっちよ! 人が襲われてるのー‼」
明確な意味を持つ言葉が周囲に木霊し、そして確実にこの道の先にいる男たちに伝わっていく。
女性の甲高い声は男性の声よりは圧倒的に響きやすく、なによりもうるさい。特にこの静かな時間帯であれば多少離れていても明瞭に通るはずだ。
そしてダメ押しに選択した音源を再生する。
「おい! こっちだ!」
「ただちに急行せよ!」
大音量で鳴り響く若い男性警官の声。
月夜御がいざという時のために昔世話になった警察に頼んで録音しておいた音源だ。
古い音源なのでノイズと機械音が混ざってはいるが、彼らにとっては暴行現場の居場所を割られている事実を先に明かされた上で焦りの中聞く声はより本物のように聞こえるのではないだろうか。
無論、推測と賭けでしかないのでこれで無視されたのであれば男性のことは諦めるしかない。
「おいサツだ!」
かかった。
「こんなところ見つかったらやべえぞ!」
「オイ、コイツどうする?」
「置いていけ! どうせ虫の息だ」
「二度と俺らのシマに手ェ出すんじゃねえぞ!」
勝手な言葉を吐いてその場から複数人が駆け出す足音がする。
直後、月夜御が潜んだ隙間のすぐそばを先ほど男性に蹴りを入れていた三人が意識のない一人を抱えて抜けていく姿がネオンに照らされた影だけ通りすがっていくのが見えた。
どうやら簡単に踊らされてくれたようだ。
「意外と使えるわね、あのポリ公」
彼らが完全に出ていったことを通りに面したフェンス越しに確認し、ひとり裏路地を走って奥へと舞い戻っていく。
少々開けたその場はゴミと
そのゴミの山の
外傷で言うのであれば、口と鼻から血が垂れ流し、胴には複数回にわたって叩き込まれた蹴りの痕跡とも言える黒い汚れが付着していた。
すぐそばに割られた黒縁の眼鏡が転がり、カバンも中身を荒らされた状態で放置されている。
自力で起き上がる力はないどころか、今のところはまったく動きがない。
「……死んで、ないわよね……?」
近寄って手首を持ち、脈を計ってみるが止まっていない。とりあえず生きている。
「まず、救急車。いやこういう時は警察……? とにかく、通報しないと」
片手に持っていたスマートフォンの通話画面を開こうと両手で操作を始める。
「――――まって」
その時だった。
「え?」
男性は弱弱しく枯れた声を発し、スマホを操作する月夜御の腕を掴んだ。
「通報は、するな」
「でもあなた」
「しなくていい……から」
「……そう」
男性の手に籠るかすかな力強さが、よほど通報されたくないのであろう気持ちの表れだった。
しかしこのまま放置していくわけにもいかない。置いていけばまたさっきの集団は始末をつけるためか、あるいは証拠隠滅のために戻ってくる。
この男性も意識がもうろうとしている以上、治療しなければ命に関わるだろう。
カバンを漁ってみるが入っているのは印刷された二十三区内のワンルーム物件の情報が挟まれたクリアファイルとスマートフォン。身分証の類はすべて財布と一緒に抜き取られてしまったのようで、彼がどこの誰なのか身元の特定する要素はない。
唯一手がかりとして残されていたスマートフォンはパターンロックと指紋認証の二重ロックがかけられていて、本人が自力で解除しなければ中身を見ることはできなさそうだ。
通報はするなという約束を守るか否かはもちろん彼女の選択次第ではあるが、誰かに頼まれたらそれを果たす仕事をしている以上、月夜御にできることは限られている。
「死なせはしないわよ、少なくとも私の前ではね」
彼女の腕を握った男性の意識は、もうすでになかった。
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