「だが馬鹿」を含む小説

ふんわりと文芸部っぽい舞台のネタ置き場です。 小説を書く際に考えたことや愚痴などを一割程含んだフィクションです。 KAC2023およびその後の777文字で書いた短編版を再編…

入学式での出会い、一緒にするテスト勉強、家族ぐるみの付き合い、ちょっとしたトラブルとその解決……それらを通して青木春斗は泉恵奈と絆を深めたことを確信した。だから彼女を好きになるの…

大学生の夏休み、二次会からの家飲みで酔っ払った連中が廃屋に肝試しに行った話です。

優護は、プライドの高いどうしようもない高校生だった。 優越感のためだけクラスメイトのこず恵と斗亜を二股したり、内心人を馬鹿にするような人間だった。 ある日のニュースでその彼女たち…

２万字ちょっとの小説。地方都市で暮らす馬鹿な男女の物語。 リョサの「悪い娘の悪戯」を読み感動して、まったく足下にも及ばないのですが、つかず離れずの物語を書いてみました。

名も無き奴隷の僕には夢があった。 身勝手で、傲慢で、強くて。世界を揺るがすような大悪党になるという夢が。 でも現実は厳しい。どれだけ夢見たって奴隷は奴隷だ。 そんな風に思っていた…

　鬼人族の国阿修羅に生まれた鬼人族の子供ウツギには生まれつき角がなかった。 　そんなウツギは毎日のように村の子供たちから角のないことを馬鹿にされいじめられていた。 　 　いじめら…

現実にラブコメなんて存在しない… 中学の腐った俺竹本康佑は、人生に期待なんてしていない。 超ド級の陰キャの視点だと、この世界は何も起こらないつまらないものだ。 「恋愛工学…？」 …

運動、勉強が出来ない上にコミュニケーション能力までないオタク気質な高校性、鈴木 一はある日、自身の席でラノベを読んでいるといきなり足元が光りだす。あまりにも眩しかったため目を覆い…

今日は天気が良い日だった。風が心地良い。そんな日こそ彼氏くんに会いに行くに相応しいなんて、適当な理由で私は駅に向かった。

　（自称）イケてる男子高校生である俺、晃一(こういち)の幼馴染である深鈴(みすず)はものすごい天才で、研究馬鹿だ。ある日、深鈴と俺は不思議な女の子、奏音(かのん)に遭遇した。どう…

ハヅルの心のままに描くエッセイ。 毎回、題材を考えて捌いて行きます。

変わらない日常に飽き飽きしていた私は馬鹿なフリをしてみることにした。 ひと夏の恋愛を切り取った短編小説です。

「ダンジョン配達人なんて、クソみたいな仕事だろう？」 「荷物を運ぶだけの腰抜け……冒険者に分類されるのも、おかしな話だよなぁ」 そんな風に揶揄される、ヴァルクランド共和国のダ…

ある日突然「未来の勇者を拾った」と城に帰って来た魔王の手には小さな赤子。何を馬鹿なと魔物達は口を揃えて言うが、1匹の魔物が赤子に触れた途端、赤子が持っていたスキル"消滅"により消…

インターネットは悪意を可視化するだけ 昔も今も人間は争っている何故こうも人間とは 愚かで歴史を学ばずに進歩をしない生き物なんだ？ 本作は小説家になろうとカクヨムとアルフ…

　とある野郎がバラ色の大学生活を夢見て、入学した大学で灰色の青春を送っていた。そんな中、「日記とは己が魂を映す鏡である」とどこぞのユーチューバ―が出所不明の言葉を語っていたのを見…

２０４０年、近未来の日本は『魔獣』と呼ばれる謎の怪物が各地で跋扈していた。 ストレスをためこんだ人間が、額に水晶を埋め込んだ異形『魔獣』と化し、暴走してはあらゆる災害を引き起こ…

異世界ネフィリム。そこは、「元」人間の創造神、女神ネフィリアが「真の神」になる為に創り出した「あたし流の剣と魔法のファンタジー世界」だ。 その東端の島国アシハラで、俺、愛洲来寿は…