「幽霊でません」を含む小説

相対的に人より間が悪くて、運も悪い。そんな「私」のホラー未満のお話。1話完結なのでお好みのタイトルからお読みください。

人類がロボットを使って月の資源を採掘するようになった頃のお話です。全然怖くありません。

　夏休み。 　田舎の島から学校へ毎日通うわけにも行かない俺は、学校の近くへと下宿していた。そして夏休みは、一年間で唯一ともいえる実家に帰ることができる期間だ。 　家族に友人、そし…

　この国には【書庫の幽霊王妃】という存在がいた。 　公爵令嬢のローズは婚約者の王太子により60年間もの間、城の隅の書庫に監禁され放置されていた名ばかりの王妃だ。 　そして77歳で…

大希望（おおき・のぞみ）は知っている。 この文芸部には、幽霊がいる。

カオリがその能力に気づいたのは小学生の頃。 学校裏サイト。遊園地に連れて行ってくれなかったお父さんの手掛けたプロジェクト。生意気なことを言った妹の大好きなアイドルユニットのホーム…

”終了点”とは、クライミングにおける「ルートが終わる場所」の事だ。それは例えば尾根の途中、二本足で立てるようになった場所であったり、必ずしも山頂とは限らない。 人生の黄昏を迎え…

春岡和樹はクラスメイトの冬坂詩音に似ている幽霊と出会う。 その幽霊は近い未来で死んだ冬坂詩音、本人だと言う。 「処女のままだと、死んでも死にきれない。だから抱いて」 幽霊が過…

幽霊がこんなに明るくていいのか…？いいんです！でも、この幽霊、人をビビらせるのが下手すぎる。残念な美少女幽霊、幽華と、心霊映像好きの男子高校生によるスゴいホラー作ろうぜ ！的なス…

あなたの身にも、起こりうるかもしれないお話。

妖怪屋敷のミニ続編になります 主人公も変えて 書き方も変えて？ ちょっと懐かしい者たちを織り交ぜて セルフレイティングはつけておきます。が、この作品はたぶん大丈夫だった気が…

これは、加害者と被害者の送る、最高に漫才な最期の三日間のお話。

座右の銘は「他人の不幸は蜜の味」 桃太郎がベストセラーになって幾百年。鬼は人間に混ざって正体を隠し生きていた。 ある日、鬼の大学生、大野達也は自称名探偵、伊勢ヨシトモにスカウトさ…

記憶のないまま幽霊となった桜井まこと。 大きな桜の樹の下、彼女は笑っていた。 そこで誰かを探す青年と、彼女の小さな愛の物語。 ー結末は如何にー 一部修正しております。

佐久間 修(29歳)は、ぐーたらな日常を送りながら、小説家を目指す。30歳までには就職もしている予定だったが、このままじゃぐーたらな人生で終わってしまう！そこに一体の幽霊が現れる…

高木優吾は軽音楽部員で、幽霊部員。ギターを愛するひ弱っ子だった。そんな優吾を島村彩子は、バンドに引っ張り込み、ついで高木敦というベーシストをメンバーに加える。夏合宿を経て、九月の…

ある夏の夜、なぜかわたしは夜の公園にいた。どうしてわたし、こんなところにいるんだろう。そうか、また無意識に逃げてきたのかな……。 全五話。7500文字くらいです。

2020年8月の作品です。

高校に入学後、部活紹介冊子に怪しげな「散策研究会」の紹介を見つけた辰巳淳也は、その部室を訪れた。そこで出会った会長は、「幽霊」という言葉を好む、どこか変わった美女・七海美夕。名前…