幽霊と過ごす一週間
色彩ベルるん
第1話 1日目 殺人事件
俺の名前は、佐久間 修(さくま しゅう)。
30歳まで、ダラダラと生きてよう。その間に、何かあるだろう!
俺は、そんな人間だ。
そして、今年で29歳。
高卒で、アルバイトを、転々と回っている。
佐久間「今日は、夕方の4時~9時までバイトだなぁ。やる気出ねぇ。」
ピーンポーン
チャイムの音がなった。
佐久間「はーい。」
ガチャ
そこには、2人組の男性がいた。
??「警察官の未来(みらい)です。」
??「同じく、警察官の海斗(かいと)です。」
そう言うと、2人は警察手帳を見せてきた。
佐久間「どうされましたか?」
未来「実は、昨晩、隣りの人が殺されてねぇ。」
佐久間「へぇ、そうですか。」
海斗「夜の7時頃なんだが、何か、ご存知ありませんか?」
佐久間(このボロアパートは1階4室の二階建てアパートで、俺以外は誰も住んでいない。)
佐久間「ちょっとアルバイト行ってたんで、分かりません。すみません。」
未来「そうですか。でわ。また来ます。」
そう言って、俺の部屋をあとにした。
佐久間「このアパートが俺以外誰も住んでいないのを知ってる奴の仕業だな!それにしても、なんでこのアパートに俺以外誰も住んでいないのを、警察は知らないんだ?そこも疑問だな。とりあえず、アルバイトの準備して行くか!」
??「行ってらっしゃい。」
佐久間「ん?今何か聞こえたような?まぁ良いか。とりあえず、準備準備ー。よし、行こう。」
----アルバイト帰り----
佐久間「だーいぶ暗いな。俺のアパート、夜見ると、オバケアパートみたいに見えて、嫌なんだよなぁ。。」
そう言いつつ、佐久間は、アパートの駐輪場に自転車をとめた。
佐久間は、玄関の鍵を取り出し部屋に入った。
??「おかえりなさい」
佐久間「ん?何か聴こえたか?まぁ良いか。とりあえず風呂入ろ!」
お風呂に入って、アルバイトの疲れを癒した。
佐久間「ここからが、俺のゴールデンタイムだー!」
佐久間の趣味は小説を書くことである。
佐久間「次に書くのは、今流行りの異世界ファンタジーもんだよなやっぱり!」
設定を考えている時間が、とても至福の一時であった。
佐久間「そうだ!電車にひかれた時に、異世界に飛ばされる設定にしよう!ただ、それだけじゃ、人と被る可能性があるな。異世界でダンジョンを作る人ってのアリかも!よーし、描くぞー!」
??「面白そうですね」
佐久間「さっきから、声が聞こえるなぁ。やっぱり勘違いじゃないよな。誰かいるのか?」
シーーーーーン
佐久間「疲れてるのかなぁ。まぁ良いや!小説書こう!」
こうして、1日目が終わった。
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