「ところにも ように！」を含む小説

恋愛相談室、一種の怪談のように高校にまことしやかに伝わる奇妙な噂。 曰く、恋に悩める生徒の前に時間も空間も無視して突如として現れ出でて、悩みを解決する助言を与えて消えてしまうとい…

雨と、パキラの鉢と、女の子のイメージから生まれた短編。 2015年11月に完成。 作中に登場する『かいじゅうたちのいるところ』（センダック、神宮輝夫訳、冨山房）は、昔からのお気…

主人公「僕」のお母さんが入院したので、いつもの夏よりは長く田舎のおばあちゃんの家にステイすることになる。退屈な僕は、森の中にあるお屋敷の主、ジョン・アシュフォードのところへよく遊…

なし崩しに異世界との交流が始まった21世紀前半。 赤い砂漠の中にある小さな町「ピーチバレーパラダイス」と呼ばれいてた。 かつてはなんの変哲もないスモールタウンだったこの街は、住…

　演劇部所属の高校二年生（17）の水無月　佳夜は、ある日の公演で先輩に逆恨みのような理由で殺されてしまう。 　そして、次に気が付くと書斎に立っていた。どうやらここは＜神の書斎＞の…

少し先の未来の物語。 飽くなき探求心の過程で、際限なき好奇心の反動で、人間が“何か”を忘れてしまったのかもしれない。 『仮想箱』とは誰かの手によって創られた世界を体験できる装置だ…

2010年11月に書いた短編。 「白い花結ぶ道」と同時期に書いたものなので、対比というほどではないものの、正反対の部分と同じ部分があります。 何もかもどうでもよくなってしまうよ…

◆登場人物 ・主人公　……　テンプレ的に死んでしまったこれから転生《されようとしている》人間 ・ヒロイン１　……　主人公をテンプレ的に転生《させようとしている》女神 ・ヒロイン２…

ここのところ、ずっと同じ夢を見ている。 懐かしいような、かなしいような、しまいこんでいたはずの夢を。 ぼくはさようならをしなくてはいけないんだろうか。 別れとは本当に、悲しいだけ…

火山に取り囲まれながら、常に真冬のように凍り付いた、誰も立ち入らない集落。そこを支配するのは飢えと疫病、密告と生贄で成り立つカルト教団。 妹を処刑された女は密告者へと変わる。 十…

お知らせ 各話のsectionの数を１つ減らしました。 少しずつ、修正を重ねていきますので、変わったところが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご了承を願います。 …

　高校入学をきっかけに、如月司は生まれ変わることを決心した。喧嘩ばかりだった中学時代とは変わって、真面目になって青春を謳歌しようと決めていた――はずなのに。朝倉鈴花のある行動を止…

更新再開（予定）です。これからもよろしくお願いします。 おかげさまで700PV突破いたしました！本当にありがとうございます…！ ※※※ 　私立逢瀬高等学校に通う高校生の主人公…

「幻獣召喚士《ファントムサモナー》アルピーノ！」 「聖竜之巫女《ドラゴンメイデン》キャロライン！」 「｢シャドーランド、貴方たちの野望は私達が許さない!!｣」 　都内23区………

3. チョコレートなど無い世界でチョコレートを食べた男が調合屋と四苦八苦しながら 再現しようとするが上手くいかず……そして最後は。 『集え、チョコレート短編！』 https://…

大通りから一本入った閑静な住宅地の中に、俺のバイトする喫茶店と、彼女が勤める雑貨屋さんは、ぽつんぽつんと向かい合うようにして建っている。 ある夜ひょんなことから、今まで一つも接点…

『空を見上げれば、いつでもそこにはテトラの星がある』 今では一種の『おまじない』のようなものとして扱われるその言葉は、恒星の爆発から星を守る『テトラの星』を示す言葉だった。 テ…

　寝ていたルイが目を覚ました時、そこは異世界だった。 　己の野心と欲望を満たそうとした老人に、強制的に異世界へ召喚されていた。 　そこは、普通の人間の他に『魔法士』や『能力持ち…

「食」に関連した短編集です。ほっこりと優しい気持ちになれるような味や、懐かしさを込めて書いていけたらいいなと思っています。一話ずつ完結した話となっていますので、お好きなところから…

ごくごくありふれた日常だったり、少し足を踏み外してどこか現実的ではなかったり。一瞬で終わる人生のようなショートストーリー。 一話ごとに完結しています。お好きなところからお読みくだ…