「疑わなかった」を含む小説

うらしま太郎の話を骨格にした小説です(一話完結)

妹を想うことが全て。この生活こそが幸せ。 妹が”いる”という事象に変えられるものは何もない。 日常にはらむ矛盾も、不可解な出来事も全て見る必要性などない。 無秩序に無重力に浮くか…

俺は、水元ノリオ。 公立高校の２年生。 今流行りのラノベで言う、ハーレム主人公様ってヤツだ。 俺の周りには魅力的なヒロインが沢山集まってくる。 なにせ主人公様だからな。 …

裏葉高校。文武両道を目指す学校で、学力のほかに剣術を学んでいく場所だ。入試も学力と簡単な剣術のテストを行い、結果によって上からＡランクからＥランクまで分けられる。同ランクから四…

[エブリスタ「執筆応援キャンペーン「バディ/ブロマンス」」佳作] 辺境で半隠居中の少年鍛冶屋ロルフは、美形剣士「白銀のヴァルター」に隷属の呪具をはめられ、最強の武具を作る旅へ強引…

高校一年生の「三波海人」は、同学年の女学生「善城こゆ」に興味を持つ。 だが、本人が恋だと感じていたそれは錯覚だった。 恋の相手だと思っているこゆに対しての性的欲求が襲って来ない事…

　まだ世界が平和だった二〇一九年五月のこと。都内屈指のゲイタウンである宿木橋のバーで知り合った「前髪系」の二人、生江夕一郎と靴和勇一郎。出会ってすぐに意気投合して始まった初々しい…

うちの家系は普通じゃない。 家系図が戦国の前からずっと残っている、いわゆる由緒正しきお家柄。 ただし、不名誉な方で。 一応表向きは神主の家系なのだが、何を崇めているのか不明…

＊痴漢冤罪を着せる恐ろしい童顔の美魔女＊ 　軽い冗談だった。日頃明るい童顔の美女。だが彼女の胸の奥底には恐ろしい魔女の心が宿っていた。軽い冗談が彼女の心の奥に眠っていたもう一人…

管理された安全で安心な世界では、永遠の美しさをそばに置き、仮想空間が人々に夢と希望を与えると誰もが信じて疑わない。 けれどその片隅で「オリジナル」を愛し続ける人もいる。俺のばあち…

よく本名を疑われる星キララは、今年春に大学を卒業したばかり。 住所不定無職のままド田舎のソーセージ工房へ。 すんなり雇ってもらえるかと思いきや、なぜか追い払われるはめに。 このま…

　ス―フォン国ヤメール村生まれの農夫。ヨルク・コンフォートは麦畑を耕し一生を終えるのだろうと信じて疑わなかった。そんなときある者が村に訪ねてきた。 　勇者カミュ・ロシニョルであっ…

1940年生まれの母。 自分の価値観は世界の標準だと信じて疑わない。悪いことはぜーんぶ誰かのせい。その超ジコチューパワーは衰えをしらず、周りの困惑をもふっとばす。 涙と笑いのエッ…

【完結しました！　応援、感謝！】 ～～ 館に監禁された十人。状況の掴めぬ僕らに告げられたルール。 「貴様ら方がここを出る方法はただ一つ。首謀者を特定し処刑することであります！」 …

浮気調査が専門の探偵サカイに失踪した男の捜索を依頼した女はルミと名乗った。しかしその女は、サカイの情婦ユミに瓜二つで、捜してほしいという男の写真は、どう見てもサカイ自身だった。 …

日間、週間カテラン最高1位。 功績をあげ小隊長になったワレス。 砦ではあいかわらず、変死騒ぎが起きていた。その上、ワレスたちの隊では泥棒騒ぎまで。 中隊長になったギデオンには執拗…

『自分がどう在りたいのか、進むべきレールは自分自身で引きなさい』 　もしも、その言葉を一切疑わず、己の意思で進んできたと思ってたそれが、生まれる前から既に決まっていた道だった…

　心理サスペンス作品 　東京丸の内、ビルの谷間で男が死んだ。 　監視モニターがあらゆる場所に設置された歩道上、つまり屋外でありながら密室である。 　モニターの死角で刺殺された倉…

【あらすじ】 彼との出会いは中学2年生のクラス替え。 席が隣同士だったのがきっかけでお話をするようになったんだよね。 彼とはドラマ鑑賞という共通の趣味があった。 いつも前日に見…

小学校からの幼馴染みである高月（♂）と阿島（♂）は、家賃、食費、光熱費折半につられて同棲することになった。 学生同士ならまだしも、二十五の社会人が男同士で暮らすとなると、やはり…