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概要
ぼくらは全ての可能性について怯える必要がある
妹を想うことが全て。この生活こそが幸せ。
妹が”いる”という事象に変えられるものは何もない。
日常にはらむ矛盾も、不可解な出来事も全て見る必要性などない。
無秩序に無重力に浮くかの如く漂う僕が僕の存在を疑わないのは、けして”われ思う”からではない。妹という一なる真理が、僕をこの世界に紐づけている。
つまるところ。妹在り、我在り。ということだ。
妹が”いる”という事象に変えられるものは何もない。
日常にはらむ矛盾も、不可解な出来事も全て見る必要性などない。
無秩序に無重力に浮くかの如く漂う僕が僕の存在を疑わないのは、けして”われ思う”からではない。妹という一なる真理が、僕をこの世界に紐づけている。
つまるところ。妹在り、我在り。ということだ。
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