「ホラー」を含む小説

小さな村で生まれ育った出来損ないのロキは、１３才の秋に村を出ることを余儀なくされた。 誰にも見送られないひっそりとした旅立ちに、同じ日に生まれた優秀で可愛い幼なじみ女の子、リリア…

その依頼は三組の心霊系ユーチューバーへ送られてきた。 とある島に、ひっそりと建つ洋館。 不思議なことが相次いでいるという洋館には100年以上誰も住んでいない。 島と洋館を手放した…

おいしいスイーツ🍰☆ときどきホラー👻 りんこにあったちょっと怖い話☆の作中で噂として語られた通り魔事件の真実に迫ります。

雪宮志乃が嫁いだのは、貿易を生業にしているという瀧川慶一郎という男だった。 女中なし、結納・祝言なし、盲目の祖母の世話あり。 そんな条件がある婚姻。 だが、妾腹の子である志乃…

鯨幕の張られた廃屋敷、踏切に佇む首のない女、切通しを憑いてくる何か…異動先は、世にも奇怪な土地だった。ここで結果を出さなきゃ戻れない。『鯨幕の家』に連なる怪談。 【…

前に書いていたエッセイがとりとめなくなったので、今回こそはと再挑戦しております

まだ何でも信じ込みやすい小学生の頃の怖い体験って今でも思い出すと軽く震えてしまいますよねっていうお話。 これは一部の怪談を除き作者が実際に見聞き、体験した『学校の怪談』を中心に…

　努力自体が面倒くさい、頑張ることに意味を見いだせない――そんな無気力女子高生・真中 優眠は、ひょんなことから幽霊退治をしているというガリ勉優等生・山本 博士に巻き込まれてしま…

　山間にある水虎村の河童伝説。江戸時代から河童のミイラを祀る水虎寺では、10年以上前からミイラが行方不明になっていた。 　そんな中、水虎村に住む小学生・川田雄志は隣村に住む子供と…

冬の帰省の日、広田家に現れた娘の婚約者・竹中。しかし彼は、1年前の交通事故で亡くなったはずの青年だった。穂乃花への変わらぬ愛を胸に、成仏せずに現れた彼は、「娘さんを僕にください」…

2024年、現代日本。 時の流れとともに文明が発達し、その都度人々の生活は移り変わってきた。しかし古来より現在まで、世界中のありとあらゆる場所において、何百年経ようとも決して変わ…

科学者の男は元日、縁起が良い夢とされる「一富士二鷹三茄子」 を科学的に無理やり夢で見ようと、 あの手この手で寝て、夢を見ようとする。 それが悪夢の始まりだとも知らずに。

中学生の充希は、両親に叱責されたことから家出する。向かった先は魔女の森と呼ばれる、不気味な雰囲気を持った森だった。 そこで時間を過ごす充希だが、やがて森は暗くな…

　首藤狩也はその名前と、彼に関わった友人は例外なく首を刈られるに等しい目に遭う事から、首狩り族と呼ばれていた。不本意なその呼び名を作った元凶は唯一の友人、水鏡碧花。彼女こそ全ての…

　弥福神社の巫女、御坂智巳（みさかともみ）のお祓い帳。 　人の心が歪むほど、鬼はこの世に跋扈する！

弟が帰ってこないと、母から姉の私に連絡が入った。 ドライブレコーダーから、弟の行方を探せるのではと気付いた私は、弟の最後のドライブを再生する。

第7回カクヨムWeb小説コンテストホラー部門特別賞受賞しました。 改稿･改題の上、 2023年1月25日KADOKAWAメディアワークス文庫様より発売。 2024年3月25日より…

死者と話すことができる。 そんな都市伝説がまことしやかに噂される中、太陽が沈む墓地には人影が伸びていた。 もう一度だけ言葉を交わしたい。 どうしても聞きたいことがある。 胸に…

【カクヨムコンテスト10【短編】に参加しています】 美味しいものに目がないマイペースなホラー雑誌のライターこと御幣島（みてじま）は、取材のためにとある田舎の集落を訪れていた。 …

子供が喜ぶもの等、何にもない田舎。 珍しいお菓子に、欲しかったオモチャ。都会の出張から帰る父のお土産が一番の楽しみだった。 だけどある日を境にお土産は無くなり、そして父と母は。…