ドライブレコーダー

yolu(ヨル)

ドライブレコーダー

 エアコンが効きすぎる社内で、私は書類の影に紛れるようにデスクに置いた自分のスマホを視線だけで見る。

 昨日と変わらず、真っ黒な画面のままだ。

 タイピングをする延長で、左の小指でスマホの画面をタッチした。

 赤い待受画面に、15:22という時刻と、外気温が現れる。

 37℃という数字に眉をしかめた。

 今日も変わらず熱帯夜になりそうだ。


 すぐ黒い画面になり、淡い期待をかき消したとき、スマホが震えた。

 素早く取り上げ、デスクから離れていく。

 画面には、久しぶりに見た『父』という文字に、私の心が懐かしさと嬉しさにそっとつつまれる。

 急ぎだろうとデスクから席を外し、電話を取った。


『出るの遅いんじゃない?』


 安堵と苛立ちの混じった母の声に、私は息を吐く。

 そうだ。この人はそういう人だ。

 だけれど、母であっても連絡が嬉しい私は、その気持ちをしまい込んだ。


「どうしたの?」

『しょうちゃんが、帰ってこないの!』


 思わずスマホから耳を離した。

 つんざくような大声に驚きながら、もう一度耳を当てると、マシンガンのように言葉が並ぶ。

 だがその話は、今日のことから一昨日の出来事、さらには明日の用事と混ざって、何がどうおこっているのか理解が追いつけない。


「ちょっ、あの、もう少し、ゆっくり話して。昨日な」

『あんたの大事な弟の話なのに!』


 私の声を遮って、叫び続ける声が遠のいた。


『すまない、真衣』


 父の声だ。

 疲れた、そして老けた声に少し驚くけれど、父はそのまま話続けた。


『昨日から将太が帰ってこなくてな。連絡もつかん。そっちに、連絡、きてたりするか?』

「ううん。私との仲、知ってるんでしょ? 将太の車は?」

『車はある』

「じゃあ、旅行とか」

『それはない』


 父の即答に、私は言い返さなかった。

 実家暮らしの弟だから、そういう連絡はこまめにしていたのだと察する。


『……その、昨日の、前の日だから、2日前か。その日の夜、ドライブに行ってから変で』


 父の言葉から私は車をイメージする。

 弟の車種は知らないが、私の車には、ついているものがある。


「……ね、将太の車にドラレコ、ついてない?」

『どられこ?』

「ドライブレコーダー」


 私が言い直すと、父は少し間を置いて、『ああ。あれだな……ついてるぞ』返事があった。

 庭側についたカーポートの車を、リビングの窓から確認したんだ。

 些細な時間が実家の間取りを思い出させてくれる。

 奇妙な懐かしさに触れながらも、私は二つ返事で、「今日の夜、行くね」約束を取り付けた。




 私は懐かしい気持ちに浸りながら、私は車を走らせていた。見慣れた住宅街へ入るが、ぽつりぽつりと建物に変化がある。


「結構、変わってたんだ、ここら辺」


 ライトに照らされた高いマンションを見つけ、思わず声が出た。

 一人で運転をしているのもあるが、心が驚く瞬間は言葉になりやすい。

 住宅街の角にある昔ながらの床屋の十字路を曲がり、ウインカーを3回切り返せば実家だ。


 実家の周りもどことなく建物が増えている。

 住宅街とマンションの隙間を埋めるように建つ実家を見て、


「着いた〜」


 安堵の息をついた。

 住宅街の道は細く、夜は尚更走りづらいのだ。


 庭を潰してつくったカーポートには、乗用車が2台並び、1台は弟ので間違いない。コペンがある。2シーターの車だ。その横に、家を出て行った時と同じ車がある。

 3台は並べられないカーポートのため、2台にかかるように縦列駐車をするしかない。

 不器用ながら、なんとか停めるも、助手席が開けられるスペースがないようだ。

 私は運転席に座ったまま、荷物をなんとか抱えて車を降りた。

 瞬間、むわりと湿度が体にまとわりつく。


「あっつ……」


 異様な暑さに紛れて、腐った汚水のような、不快な臭いが鼻をかすめ、えずいてしまった。

 唾をその場に吐き捨て、涙目のまま玄関に向かっていく。

 ショートヘアにしてまだ日が浅いが、今日ほど、髪の毛が短くなって良かったと思った日はない。髪の毛をしばってあったにしても、背中にかかる束の髪が、暑さを逃がさないからだ。

 顔中、汗の玉を浮かばせながら、どうにかチャイムを鳴らすと、大きな足音と同時に鍵が下ろされた。


「遅かったじゃないっ」

「これでも終わってすぐ来たんだけど」


 母の第一声に思わず反論し、しまったと顔を歪めるが、もう遅い。


「あんただったらいっつもそう!」


 すでに怒って叫んでいる母の後ろを私はついていく。

 母は、手前ではなく、奥のドアに進んでいく。

 小さな家だが、玄関の左手に2つ、距離を開けてドアがり、ダイニング用とリビング用になっているのだ。


 母は延々と声を大きくしながら、リビングへと入っていった。

 私は母の声に返事もし何も返さない。

 いつだって母は自分が正しいのだから、私がしゃべる隙間はない。


「待ってたぞ、真衣。すまんな。これなんだが……」


 廊下は生ぬるかったが、居間はキリッとエアコンが効いている。

 父は汗だくの私に安堵の表情を向けながら、差し出してくる。

 手渡されたのは、ミニSDカードだ。


「どこもいじってないから、消去とかにはなってないはずだから」

「はやくして、真衣」


 父は心配そうに、母には急かされ、私は大袈裟にため息をついた。


「悪いけど、ごはんもまだなの。お水ぐらいちょうだいよ」


 私は言いながら、居間のテーブルにパソコンを置き、座布団を引っ張って、腰を下ろした。

 荷物のなかからカードリーダーを取り出しつなげていると、パソコンの横にコップが置かれる。

 かなり色の濃い麦茶だ。

 パックを入れっぱなしのまま飲み続けるスタイルは、変わってないらしい。


 どすんと椅子に腰かけた母の顔は化粧済みだった。汗でファンデーションが流れたどろどろの私の顔とは大違いだ。

 茶渋のついたマグカップを抱える母の指先は、夏らしい青と黄色のグレデーションのジェルネイルがほどこされ、その太い指を絡めて、母は怒鳴る。


「早くしてよ、真衣!」


 その声に、「母さん」父が嗜めるが、母の気持ちの波は昂ったままだ。


「あんたが家でてから、ほんと、むちゃくちゃ! あんただったら、黙って出てくしっ! 大人気ないもんね、あんたはっ」


 私は言い返さなかったが、母が私に『出て行け』と言ったのに。そう思っていた。

 私の貴重品を玄関から外へ投げ、出て行けと叫び散らしたのは、あなたではないか。


「いいから、母さん。今はそれじゃない」


 父の言葉も私は反芻する。

 やっぱりこの人は、と思う。

 どこまでも事なかれ主義で、自分本位なのだ。

 元気だったかの一言もなければ、母の言動に何かいうわけでもない。

 出ていっても自分の生活が変わらなかったのだから、気にするものではない、という考えだろう。


「……今、データを見てるから。多分、直前のでいいと思うんだけど」


 ドライブをした日の日付と直前の動画の日付が合っている。

 私はその動画データを選び、開いた。


「出かけた時刻は夜だったよね?」


 夜の時刻に動画のスタートを合わせ、再生を押してやる。

 すぐに私は画面を離れると、父と母が肩を寄せ合うようにノートパソコンの前を陣取った。


 横から腕を伸ばし、画面いっぱいに映像を出してやると、暗い道路を照らすヘッドライトの動画が始まった。


『なんでオレが……』


 弟の声だ。

 懐かしい。

 思えば、意外と高い声をしていたんだった。


『なんなんだよ、あれ』


 弟は焦りつつも、半泣きの声だ。

 ……いや、泣いている。

 鼻を啜る音と、嗚咽を堪える声がする。

 すぐに、弟は車を路肩に停めた。

 見る限り、すでにここの住宅街を抜け、市街地を突っ切り、峠に続く国道にいるのがわかる。

 街灯はあるが、どこかの十字路や民家を指ししめすように、ぽつりぽつりと、間隔を開けて道路が照らされている。


『まじ、いるし』


 鼻を噛む音がする。

 ごそごそと何かをさぐる音と同時に、ほんの少し画面が明るくなったことから、スマホを立ち上げたようだ。


『……滝と林があるところ……滝と林……』


 スマホで検索しているようだ。

 滝のそばには林がつきもの、と私は思うが、弟は必死だ。


『……ここ……ここがいいかな』


 目的らしい場所が見つかったようだ。

 また車が走り出す。

 だが、運転の仕方が荒々しい。

 深夜帯のため、車通りが少ないが、右にふくらんだり、急ブレーキをかけてとまったりと忙しない。


『……また、いる』


 弟はそういうが、どこにいるのだろう。

 延々と街灯もない道路しか見えないが、弟には何かが見えている。


「……ひぅ」


 母の声がした。

 驚いた、でも無理をしているような、そんな声だ。

 横から眺めていたためわかっていなかったが、両親もまた弟と同じタイミングで何かに気づいている。そんな気がする。


『わぁ!』

「「うあぁ」」


 弟と同時に両親が驚くので、つい吹き出してしまった。

 母は乱暴にキーボードを叩き、どうにか停止させると、私を睨む。


「何笑ってんのよ!」

「だって、……ごめんなさいってば」


 まだ笑いそうになる肩をすぼめて、どうにか我慢していると、少しパソコンを触れる父が、動画を数秒戻して停めた。


「真衣、これ、見えるか……?」


 父と母が目を背けるようにしている画面は、弟と同時に驚いた箇所だ。

 父はそっと指を画面に置くが、


「ううん。ただの暗い道路だけど? なんかいる?」


 私が答えると、母はすぐに立ち上がった。

 父は力なく項垂れたまま、黙ったままだ。

 すぐに母はどこからか片手に段ボールを握って戻ってきた。


「あんた、これ、知ってる?」


 小ぶりの段ボールの中にあったのは、黒いがぐるぐるに巻かれてできた二つの人形だ。

 手のひらよりも小さなそれを、母は悍ましいものでも見るように箱を閉じ、床へと放った。


「ねえ、何か知らない? 宛先の字があんたに似てんのよ! 白状しなさいよ! 塩水につけても、血を垂らしても、だめなのよっ!」


 私は黙っていた。

 床に転がった二体の人形は、床のシミのように落ち沈むかのように真っ黒で、異様な存在感がある。

 それもそのはずだ。

 長い黒い髪の毛を丁寧に丁寧に人形ひとがたの芯にそって巻きつけてあるからだ。

 人工物ではない、人間だったものの塊は、人間の本能レベルで恐ろしさを感じずにはいられない。

 鳥肌がぞわりと波打って、ゆっくりと全身に静かに広がった。

 エアコンの風がより冷たく感じる。


「家の中がおかしいの! あたしたち以外の人の気配はするし、窓とか、人が横切るのっ! もう耐えられないっ」


 母が指をさしたのは、さっき入ってきた居間と廊下を結ぶドアだ。

 中央に細長いすりガラスが嵌め込まれている。


「ひっ……!」

「うわあ……」


 手が現れたと思った瞬間、


──ガン……ッ


 何かがドアに当たった。

 それは、真っ白な人ならざるものの額だ。

 歪な指の長さの両手をガラスにぺったりとつけ、その隙間から覗き込んでいる。


 両親はそれぞれのけぞりながら、少しでもドアから離れようと床を這って窓際に移動するが、その動きを追うように、真っ黒な眼窩が両親と同じように、ぐるりと動く。


──ドンッ!


 ドアに体当たった。

 体は細長く、真っ赤なワンピースを着ている。

 赤い女はいろんな怪談にでてくるが、ここでも赤いのかと、私は少し興醒めする。

 でもたぶん、あの赤さは、女の血液にちがいない。


 そう思えるのは、私がこの呪いをかけた張本人だからだ───


 この女は、息子の死に耐えられず、自身を切り裂いて死んだ母親だ。

 息子は彼女と一緒にいたにもかかわらず、少しの隙をついて、車に轢かれて死んだ。

 速度と車体の大きさで、息子もまだ4歳に満たない体だったこともあり、四肢はちぎれて地面に転がり、内臓が体から溢れて臓器が散らされ、頭は花が咲いたようにぱっかりと開き、目玉だけ、母親のつま先まで転がったそうだ。

 母親は、その目と合ったとたん、動き出した。

 涙と鼻水でぐちゃぐちゃに濡らしながら、少年だったを必死にかき集めていく。

 集めながら呟いていたのは、『まだ足りない』。

 念仏のように繰り返していたという。

 ただ、少年の部位をどうにかかき集めても、足りないものは足りないまま。

 そのうちに、母親は自身の部位を切り、仏壇に供えるようになった。

 最初は左の小指の先、親指、中指の第二関節、それから腕の肉、太ももの肉、最後には自身の心臓をくり抜こうとして、自死したそうだ。


 なぜ、これを知っているのか?


 それは、母親にはもう一人、子どもがいた。

 娘だ。

 弟が死ぬ瞬間を見て、母の奇行を眺めていたという。


「なんかぁ、それが笑えちゃって。すっごいバラバラになるんですよ、体って! それをね、かき集めてるの、お母さんっ」


 彼女は一部始終を事細かに語りながら、冷めたカップのコーヒーをスプーンでぐるぐる回してから飲み込んだ。


「右回りにまわすとぉ、おしくなるんですって」


 私には大金だろう分厚い封筒を易々と受け取って、彼女はにへらと笑って、彼女の弟の遺灰をわけてくれた。


「言ったとおりにしてくれれば呪われますからぁ。呪いが成立すれば、あなたに跳ね返りはないけど、もし、呪いが成立しなければ、あなたが呪われますぅ」


 あと何回分かなぁ。そう、彼女はこぼして、


「きっとこの遺灰がなくなったら、私も母に殺されると思うんですよねぇ」


 少なくなった骨壷を覗き込みながら言った彼女の顔が、心底嬉しそうだった───



 私はごく僅かな遺灰を混ぜた粘土で土台を作り、私の髪を巻きつけた。

 長い髪が呪力をつなげる糸になるのだとか。

 そして、家を出る時に密かに持ち出していた、弟の爪、母の爪、父の爪をその人形に差し込んだ。


 これで呪いは完成だ。


 両親はどこかに逃げようとしているようだ。

 しかし、腰が抜けて動かないでいる。

 父親の膝がテーブルにあたり、麦茶がこぼれ、パソコンが床に落ちた。


 そのせいで、勝手に動画が流れ出す。


『……夢の女に言われたことしろって紙にあっけど、あんな夢じゃ、わかんねーよ!』

『滝の横の林で、首絞められて死ぬ夢で、なにしろってんだよっ』

『もう、そういうとこにいくしかないけどさ! まじでなんなんだよ、コレ!』


 絶叫に似た涙声の愚痴が車内に響く。


『何したって言うんだよ、オレが』


 私はその声に胸の中で反論した。


 あんたが私を先輩にしたの、何もしてないっていうの?

 1週間も軟禁状態で、どうにか逃げて帰ってきて、母親に言われた言葉、知ってる?


「それ、しょうちゃん、だいじょうぶなの?」


 じゃあ、父は?


「過ぎたことだ。あまり騒ぐな」


 必死に働いて、ダラダラ通う弟の学費の足しに少しでもなればって、お金も入れて。

 確かに、奴隷をしていた私が悪かったけど、それでも、それでもさ……


『ここ、でいいよな……くそッ』


 画面からドアの開く音がする。

 ざーと水の音が響き、ドアが叩き閉まった。

 同時に。


──ガチャガチャガチャガチャ……


 ドアノブがゆれ、ぎい、と鈍い音がして、ドアが開いた。


 どちゃ。どちゃ。どちゃ……


 女の足音はねばっこい。

 顔はみたくなかったので、床に視線を落としていると、私の前を女が歩いていく。

 足の指はあったりなかったりで真っ赤に染まり、淡い黄色のワンピースが血で滴り、赤く染まっているのだと知る。


 パソコンから、ドアがばたんと閉じた音がした。


『はいれたはいれたはいれたはいれた』


 今までにない女の声が車内に響いて、


『いえに、かえろうね、

『いやだぁ! 出ていけぇ! いやだ!』


 弟の声だ。


『だいじょうぶ。あんしんして。すこしずつ、きりとってあげるから』

『や、やめ、やめろおおおお!』


 すでに弟はしっかり呪われてくれていた。

 それだけで、私の心が軽くなる。


『いたいいたい!』

『だいじょうぶ。少しづつ、だから』

『やめろぉ……!』


 動画は悲鳴と怒号と、和やかな女性の声が入れ替わり続いている。

 それと同じくらいの悲鳴が、窓際で抱き合う老夫婦から聞こえてくる。いや、これは奇声に近い。


「どうにかしろ、真衣ッ」

「おねがいだから!」


 意味がわからない。

 私が呪いをかけた人間だと思っているなら、助けを求める相手として、間違っている。


 私は持ってきたものをカバンに入れ直し、立ち上がる。

 足元に転がった箱から飛び出した紙を取り出した。

 人形と同封した手紙だ。



『この人形を受け取ったあなたは、7日後、死にます。

 でも、この人形を塩水に沈め、自分の血を垂らせば、呪いの主が夢に現れ、叶えてほしいことを伝えてきます。それを必ず実行してください。頑張ってください』



 紙の通りにしなかったのが悪い。

 余計に苦しんで死ぬことになる。

 いや、自分で絶望のなか、自分が切り刻まれる痛みを感じつつ、止められない刃物への恐怖と、人ならざるものにちぎられながら、じわじわと死ぬ恐怖は、どちらがより恐ろしいのだろう……


 彼女はいとも簡単に顔の肉をちぎり、腕をもぎ、髪の毛を剥いでいく。

 悲鳴と嗚咽、嘔吐のすえた臭いが部屋に充満する。



 もう、この呪いは、成就されるべき呪いでしかないのだ。

 誰も、回避できない。



 どちゃ。どちゃ。どちゃ。



 私の真後ろに女が立った。



 私もだよな……



 目をかたくつむり、最後を待つ。


 荒い呼吸と血の匂いが熱気となって肌に触れる。

 さらに後ろから回された細長い腕は、私の両肩をぐるりと包んだ。

 抱き寄せられた、女の体が、優しく柔らかい。



 ……なんで、泣けるんだろ。

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