「祭」を含む小説

［1］ 夏の最中に咲いた恋 文化祭準備中、無意識に芽生えた恋。

柳屋凪は「頑張りもしないけど手抜きもしない」が信条のニュートラル系男子。文化祭で上演する劇の役を決めたその日、凪は「ツンデレ」や「クーデレ」などの、いわゆる「属性」の名前が書かれ…

もしもシュピーゲル・シリーズ本編で激戦を繰り広げた特甲児童達が、 普通（？）の子供としてクリスマスの夜を過ごしたら？ そういうテーマのもと書きはじめた掌編集になります。 出来る…

体育祭に向け、組体操の練習が始まった。虚弱な身体を持つ「私」はその体育の時間をかねがね憎んでいたが……。

無愛想な少女。地味な眼鏡少年。茶髪とピアスの少年。高校二年生の三人の物語。

高校の文化祭の準備の帰りに出会った女の子のちょっと不思議なお話

小学四年生の藍にとって、近所に住む高校生の優斗は兄のような存在であり、また初恋の相手でもあった。 軽音部の優斗は間近に迫った文化祭に向けての練習に励み、藍もそれを楽しみにして…

年に一度、御山に星が降る。男たちはその星を求めて、御山に登る。大切な人への贈り物にするために。 3000字版は、自主企画『高難度、挑戦者求む！　千字と三千字で同じ物語』（htt…

わたし――宮里ひかりはクラスメイトである杉本くんが好きだった。 杉本くんは、スラッとしていて爽やかでキリリとした顔で、普通ならカッコいい部類に入る男子だった。 高校一年生も半分が…

色の無い少女、雨宮こころと文化祭の実行委員になった。俺は、今まで、彼女の表情が変わったのを見たことがない。そんな彼女と文化祭の準備をしていくうちに……と言う話でございます。 2万…

ただ 怒りです。

主人公は幽霊の嫌いな中学二年生の高橋あさみ。幽霊が嫌いなのに、クラスでの文化祭の催しがなぜかお化け屋敷で、しかもお化け役の裏方に当たってしまった。怖い怖いと思いつつも、しかたなく…

いつか、この国のどこかに訪れるかもしれない、夏の日の物語。 セミが大嫌いな高校生、山川絢。 今の世界とは少し違う、もしものお話です。

某所で知人と「1日1編、周りの人からもらったお題で、30分の間に掌編小説を書く」という企画をたて、それを6日間続けました。 自分は短編連作にし、「曇り空の花火大会」を舞台に様々…

”旧暦一月十五日――成人の祭の日に奥宮に篭れば、怪異に遭遇する”。 雪深き街・狩谷に残る口伝。だが、怪異を見たものは誰もいない。ことの真相を探るべく、街を訪れた芳彦の前に現れた…

交通事故で亡くした友人のことを思い、泣いている少女が一人。 どうしてこんなことが起こってしまったのか、誰のせいで、誰が悪いのか。 それは文化祭の日まで遡る。

高校の文化祭用に書き上げたんですけど「なんか一般受けしなそう」「２ちゃんっぽさがぬぐえない」などの理由で没にされた台本です（くそったれ！！！！） 悔しすぎるので供養。 〆切が〆…

クラスメイトに一目ぼれした。 体育館裏に呼び出そうか？　ラブレターを書こうか？ 呼び出す度胸はなかったし、ラブレターを書くほど文才なんてありゃしない。 けれど俺には音楽がある、ベ…

一二八年前、一八九〇年。八月二十日。 プロヴィデンスで生を受けたときには実存しなかった物語たち。 今や世界は満たされている。ラヴクラフトによって。 あらん限りの全力で書いた。…