「文学？」を含む小説

転校生の少女かなたと、彼女に無理矢理天文部に入れられた「僕」のライトSFラブストーリー。 かなたは恋をするように夜空を見上げ、いつか宇宙に行きたいと呟く。 そして、僕はそんな彼女…

二十年以上昔に書いた、老若男女対象の官能小説を目指して書いた純文学（風）小説です。 これを書いた当時は全年齢対象のつもりでしたが、保険としてレーティング（暴力描写有り／性描写有り…

「どうかその手を離さいませんように」 いつか会いたいと願った。 そうしたら本当に会えた。 なのにどうしてそんな悲しい事を言うのだろう。 何がいけなかったのか。 今となってはもう…

2049年、小笠原付近に出没した芥ラくしあ島のシュ永ﾃﾞ琳宮国を舞台に、昆虫を基軸産業とした持続可能な社会が形成されていた。そこには昆虫憲法があり、蟲医が保険適用となった昆虫治療…

「アウトサイダー・アート」とは、もともとは、正統な美術教育を受けていない作家による、既存の美術に揺さぶりをかけるような作品たちを指す言葉です。日本ではやや特殊で、「障害者アート」…

その音を聴く度に、僕は君を思い出す。 渋谷の喫茶店でかつてのクラスメート、鈴原雪音と偶然再会した僕。 特別な関係性では決してなかった二人だが、僕と鈴原には一つの思い出があって………

地球儀が地球を飲み、惑星図鑑がアンドロメダを調理する、不可思議な可能性の世界に迷い込んだ主人公。案内役の男に連れられて世界を歩く主人公は「お前になる前のお前はなんだった？」と聞か…

中学二年生の私は、冬休みが終わっても学校に行かないことに決めた。 意地悪な先生、体育のバレーボールでミスをすると舌打ちするクラスメイト。 聞こえてくる恋バナの嬌声は、全然きれいな…

手と下半身が鳥の姿をしている種族『ハルピュイア』のロンディが出会ったのは生まれつき羽のない妖精のフェリテ。 自分を見ても逃げることなく語りかけてきたフェリテを気に入った彼女は、世…

隣の部屋の住人は、元2.5次元俳優の推しだった。心に深い傷を負った花緒は、転居先で思わぬ再会を果たす。4歳年下の推しから注がれる、恋とはちがう、はじめての優しさに、次第に心を取り…

私も、おそらく応募した皆さんならば、誰もが怖がっていた文学賞の下読みさん。 この作品を書いたおかげで下読みさんに感謝することができました。 ……というのは本音じゃないかもしれない…

利口だから幸せになれる訳じゃない でも不幸にはなってはいない かもしれない

説話の奥底をいろいろ浚ってみると、根本の世界観さえわかれば割と論理的な考えに基づいてたりする、という話。 突拍子ないものもないわけじゃないけどな。 大学時代に書いたレポートや卒…

タイトルは神聖かまってちゃんの同名の楽曲から。