物語の底を浚うだけ

板久咲絢芽

物語の進化と流布について

はじめに

これは本当に前置き的な、それでもガチの一片を知ってもらうための物語研究における感覚をつかんでもらいたいな、という章である……つもりである。

まあ、ブランクもあるんですがね。やったの大学時代だからね、2020年現在でまだ一桁年しか経ってないけど。


というわけで、最初は日本三大怨霊の一人とされる崇徳院にまつわる話とその進化を読み解くことで感覚をつかんでほしい……と思う。

大学二年の時の課題の焼き直しのやつだし序の口だろ、たぶんという希望的観測の下にゆるゆるやりたい。

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