「殺して」を含む小説

白香は失踪した兄の雲月を探して、その死を知る。 兄を殺したのは天狗……。 天狗を殺す。それが白香の望み。 （参考：遠野物語29、62、90──天狗）

「姉さんを殺してほしい」 〝白狼〟──そう呼ばれる先代ボスの懐刀フェルディナントにそう命じたのは新たにボスの座についた男であった。 標的はボスの実姉、アーデルハイト。 今ここに、…

砂漠の真ん中にあるシェスタ国は、限界であった。 大地からは水がなくなり、死者も出ている。 裕福で水も豊富な隣国へ出した救援要請は、拒否された。 しかし裕福に見えた隣国…

　「殺しちゃった」と逢野昭は言った。蝉の轟音が鳴り響く夏休み最初の日。扉を開けるとそこには血まみれの幼馴染が立ち尽くしていた。無理して作ったようなぎこちない笑顔で。父親を殺したと…

婚約破棄されたならもう不要だと暗殺されそうになった王女クリステル。 自分を構う人なんて居ないし、もう殺されても良いと思っていたら、自分を殺す筈の暗殺者に攫われた。 「どうせ死…

　ボクはキミに好意があるのに無視する。　 　だから、ボクの色に染めて君色に染まる。

＊次回更新:そのうちいろいろリメイク予定。がんばる٩( 'ω' )و リメイク版は新規投稿の予定ですが 、こっちの版も残します。 リメイクだけでなく続きも書きたい。ヤバいステー…

第30回電撃小説大賞用あらすじ 　剣士オリバは三剣豪とも呼ばれる剣士ゴウキと剣を交え、からくもこれを切る。オリバは再び旅に戻り、ハバタという街にたどり着く。その街にはゴウキと同…

そもそも書くの好きじゃなかった件

　大西晴斗の実質の妻である島田紗良は、室内で頭から血を流して倒れている所を友人に発見され、通報を受けた警察が別室で首を着られ死亡している大西を発見する。 　警察は強盗殺人事件とし…

　来栖ルイは、大好きなゲームのラスボス戦の最中に、そのゲームの世界に転生した。 　 　そのゲーム――グレンツェル・レガリアには、推しのヒロイン。 　ソルティル・ヴィングトール。 …

「事務員オマエは追放だッ！」 「なっ……なんで……私は真面目に仕事を」 「出てんだよッ！逮捕状がッ！」 「離せッ！クズ衛兵どもッ！私はッ！この勇者パーティーの事務業務全般を請け負…

　ダークエルフの少女、エミリア・ルイジアナは死霊『アンデッド』を駆使する魔族の戦士。 　彼女は魔族最強の術士となり、人類の横暴と『帝国』に抵抗していたが、戦争のさなか───勇者…

web小説短編賞の応募用にアップしました。

　読書と酒を愛する青年、ナイツは殺し屋だった。自分の生命を長らえるため、意に沿わないながらも殺し屋となったナイツは、人を殺すと必ず自己嫌悪と罪悪感に悩まされていた。 　ある夜、ナ…

兵庫県神戸市から大阪の阪神、その中でも兵庫県西宮市、そして両隣の芦屋市、尼崎市の阪神間は裏家業が多い、セレブ殺し屋だらけの芦屋、揺り籠から墓場まであらゆる始末を請け負う始末屋だら…

バーで一人バーボンを飲む男と、男を付け狙うヒットマンのお話。 ハードボイルドなBL。 草森ゆきさんの誕生日企画に寄せて。 ※文中に未成年者の飲酒シーンがありますが、20歳未満…

どこからともなく現れる化け物『エクスティングイッシャー』、通称『エクスト』。 通常兵器が全く通用しないエクストに対抗するために現れた正義の使者『イグナイテッド』。 二つの異質な存…

　アリス・ヴェル・トレラントは、傲慢でマイペース、たまにサイコパスな魔王である。 　神の手違いによって現代で命を落とした彼女は、異世界で魔王として目覚める。それも、「前代魔王を見…

この包丁はどこにいても、誰でも殺したい●●を殺すことができます。 しかもその姿は誰にも見られることはありません。 たとえ殺したい人物が●●であっても。