婚約破棄された王女は暗殺者に攫われる

みどり

人物紹介【ネタバレ注意】

人物紹介

※ネタバレ注意です※

情報は第36話時点のものですが、物語で描かれていない裏情報もあります。


クリステル・フォン・リーデェル

この物語の主人公。リーデェル国の王女。あまり感情を表に出す事はなく、儚げで少し陰気な王女だと思われている。初めて優しくしてくれた婚約者に夢中になり、彼の為に様々な事を学んだが、婚約破棄されてしまい全てを諦めていた。だが、ジルのおかげで本来の自分を取り戻した。本当は好奇心旺盛で人懐っこい性格。


ジル

クリステルの影。クリステルの命を狙う王妃お抱えの暗殺者一家に幼い頃に拾われた。拾ったのだから好きにして良いだろうと散々過酷な訓練をされ、使い捨てられ死にかけた所をクリステルに助けられた。それ以来、クリステルの為に出来る事はなんでもやっている。王妃のお気に入りだが、国王と繋がっており、彼女の命令を遂行するフリをして多くの人を救っていた。王妃がクリステルの暗殺命令を出したらすぐに国王に報告し、クリステルを攫って逃げた。


ピエール

クリステルの元婚約者。


ヒュー・フォン・リーデェル

クリステルの兄

優しく、見目も良いので評判は良い。だが、自分の思い通りにならないとすぐ癇癪を起こす(上手く取り繕うので、知っている者は少ない)

母に溺愛されていて、自分が一番でないと気が済まない。頭が良く、計算高い。


王妃

ヒューの母親。側妃だったクリステルの母の暗殺命令を出し、クリステルを殺すようにジルに命令した。自分が王妃になると信じて疑わなかったのに、クリステルの母に王妃の座を奪われそうになり、何人も暗殺して王妃の座に収まった。気に入らない人はすぐ暗殺しようとする恐ろしい人物。


国王

クリステルの父。

クリステルの母を愛していたが、様々な思惑により彼女を側妃とする事しか出来なかった。王妃と歩み寄ろうとしたが上手くいかず、クリステルの母は王妃が暗殺したのだろうと思っている。だが、証拠がなく、ずっと王妃をマークしている。影の人員不足に悩んでいる。


マーク

ジルの兄。ジルの事は道具としか思っていない。ヒューの為ならなんでもするヒューの信奉者。


アーテル

影のリーダー。

ジルの教師でもある。情に厚い、優しい人。


マリア

アーテルの妻。影のサブリーダー。

ゴールドランク冒険者の資格も持っている。


影について

人数も、どのように配置されているのかも国王しか知らない。だが、ヒューはマークを介して影と接触を持っている。影は王家に忠実なので、ヒューにも忠実な者が多い。最近は人員が不足しており、次世代の育成が急務。人員不足なので、王妃が私的にお抱えの影を連れて来る事も許されていたが、クリステルの暗殺事件があったので、影に関する法律が見直された。


レミィ

シルバーランクの冒険者。パーティリーダー。元貴族で丁寧な言葉遣いをするが、強い。あまり男が好きではないが、ガウスの事は信頼している。


ガウス

シルバーランクの冒険者。レミィのパーティの盗賊。レミィに命を救われた事があるので、パーティメンバーを大事に思っている。


ルカ

シルバーランクの冒険者。レミィのパーティの剣士。戦闘が好きで、強い男が好み。難しい事を考えるのは苦手だが、身体を動かすのは好き。


ファル

シルバーランクの冒険者。レミィのパーティの狩人。冒険者の中でもトップクラスのサバイバル知識を持っているが、あまり知識をひけらかさないので知っている者は少ない。勉強が苦手で、レミィと会うまで文字がほとんど読めなかった。


ガド

ゴールドランクの冒険者。

人柄も良く、冒険者に慕われている


ドリス

シルバーランクの冒険者。盗賊。

情報収集能力が高く、疑り深い。酒好き。


※冒険者の盗賊について※

冒険者ギルドに所属している盗賊は、遺跡発掘の罠を外したり鍵を開けたりする職業。

人の家に盗みに入る事はない。密かにやっている者がいるかもしれないが、発覚した時点でパーティ全員が冒険者の資格を剥奪される。ガウスは、レミィ達に迷惑をかけたくないので盗みは絶対にしない。


ただし、情報収集などは許されている。盗賊は情報通な者が多い。

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